トレファクスポーツアウトドア多摩南大沢店

こんにちは！
一部トレファクスポーツ店舗ブログを書いている『孤高の登山好き』です。


コールマンと聞いてイメージする『色(カラー)』は何色でしょうか？

恐らく年代によって答える色が違うかと思いますが、大きく分けると『緑』と答える人と『赤』と答える人と2つに分かれるかと思います。

これはランタンの色のイメージから来ているのではないでしょうか？

コールマン製のランタンは『緑』と『赤』だけでなく、意外と多くの色が存在していました。
もちろん毎年限定発売されているシーズンズランタンを入れればその多彩な色彩は多岐に渡ります。

そこで今回は、今では製造されていませんがヴィンテージランタンで存在した『青い』ランタンを特集したいと思います。

※メインはシアーズランタンですけどね！
 

5大『青いランタン』

青いキャンプ用品は、芝生サイトだと緑との相性は抜群です。

何故なら色相環で青と緑は隣り合った色彩の為、違う色でも馴染みが良いのです。

逆に補色効果を狙い、芝生サイトでキャンプ用品を目立たせたい場合は、赤や紫がハッキリとしたコントラストを描くためおススメですが、かなり主張の強いサイトとなります。

そんな青いキャンプ用品ですが、クーラーボックスやジャグなど一部のキャンプ用品では定番の色ですが、ランタンだと意外と種類は少ない物です。

現行品でも、ヴェイパラックスのM320、デイツ・フュアハンドランタンなどのオイルランタンでしか存在していません。

個人的に青は好きな色なので、もっと青いランタンがあっても良いのになと思います。

そこで！！

同じ『青』が好きなキャンパーの方におススメのランタンを4つご紹介致します。

個人的に5大『青い』ランタンと勝手に呼んでいますw
どうせ買うならもう売っていないヴィンテージランタンが良いと思います。

カナダ製の青いランタンで、1970年代のランタンです。
正確にはモデル321とモデル321Aが青く、それ以降は緑へと変わります。

現行品と同じく、燃料バルブとクリーニングニードルが一体化した『イージーライト・システム』を搭載しているので、初めてのヴィンテージランタンでも現行品と同じように点火する事が出来ます。

二の灯り！Coleman(コールマン) 331シリーズ

同じくカナダ製の331ですが、321と621の中間サイズと言った感じです。
『イージーライト・システム』を搭載は変わらず、数少ないテーパーグローブのモデルでもあります。


三の灯り！Coleman(コールマン) 621シリーズ

321、331、621は『青ランタン三兄弟』の長男にあたります。
※三男という考え方も出来ますが、一番背が高いの長男という認識でいますw

『イージーライト・システム』、『テーパーグローブ』、そして青という点は331と変わりありません。


四の灯り！Coleman(コールマン) 243シリーズ

ジュニアシリーズである242シリーズと同時期に発売されていた243。
シルクハットを被ったような容姿は愛らしくコレクターも多い。

1930年～1940年代のランタンで、前期を243、後期を243Aと区別出来ます。

特徴は共にブラスタンクに青い塗装が乗ったタンクが特徴ですが、243はグローブがストレートのマイカ(雲母)グローブで、243Aは丸いパイレックス製のグローブを装備しています。


五の灯り！Coleman(コールマン) シアーズランタン シリーズ

最後は今回メインでの紹介となる『シアーズランタン』

シアーズランタンとは、アメリカでネットショッピングの先駆けとなる『カタログ通販』のパイオニアとして成功を収めた『シアーズ社』がコールマンに別注を書けたオリジナルカラーのランタンの事を指します。

カラーは『レッド』『アボガド』『シアーズブルー』の三色展開で、ベースとなるモデルは、228や220ですがタンク形状は平べったいタイプを使用していたりと完全なる流用ではありません。

また燃料バルブが『星形』であったりと、細かな所もシアーズオリジナルランタンの拘りを感じる事が出来ますね。

上記4つのランタンは濃い青(ネイビーという表現が合っているかもしれません)ですが、シアーズランタンは淡い色味の青であり、他の青とは一線をかきます。

気になる状態とお値段は…

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ブランド：Coleman(コールマン)

モデル：sears(シアーズ)ランタン

型番：476.74550

製造年数：1964年11月製

程度：キズ・サビ・ヨゴレ有

当店販売価格：132,000円(税込)
お問い合わせ番号：5506000386175
商品の詳しい画像はコチラ（店頭受取限定）
⇒オンラインサイト

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シアーズランタンと言っても、年代によりタンクの形状、ベンチレーターの大きさ、デカールの違いなど種類がある為、集めだすと大変なシリーズでもあります。

またベンチレーターが黒のモデル、タンクと同色など2トーンと一色ではイメージが異なり、まるで違うランタンを見ているかのようです。


今回ご紹介するシアーズランタンは、200Aと同じようなスタンダードフォルムなタンク形状に同じくスタンダードサイズのベンチレーターを装備した個体で、グローブはアメリカ製のパイレックス。

カラーはシアーズブルー×ブラックでお洒落な2トーンカラーで燃料バルブは前期の星形の形状ではなく、簡略した星形ペイントタイプです。


シアーズの塗装は他のランタンと比べて『弱い』特徴がある為、この個体は比較的塗装が残っている部類に入り、実使用品としても十分良個体なランタンです。

シアーズランタンの塗装が剥がれていない個体を探そうとすると兎に角大変です。
全く無いわけではありませんが、それ相応に値段が跳ね上がります。


今回ご紹介した『5大青いランタン』の中でも、一番お洒落なシアーズランタン。

どの青いランタンも捨てがたいですが、見た目を重視するならシアーズランタンの右に出る物は無いかと思います！

最近ではシアーズランタンの数も減ってきているので、お探しだった方はお早めにどうぞ！