トレファクスポーツアウトドア多摩南大沢店

みなさんこんにちは。

トレファクスポーツアウトドア多摩南大沢店です。

今回は非常に珍しいミリタリーグッズ「米軍M1ヘルメット」になります。

当時の味を色濃く残してあるヘルメット。。。まずはその歴史から追っていきましょう。

米軍ヘルメットの歴史

M1917ヘルメット 約1917年～1941年

M1ヘルメット 約1941年～1985年

PASGTヘルメット 約1983年～

MICHヘルメット  約2001年～

ACHヘルメット 約2002年～

LWHヘルメット 約2003年～

FASTヘルメット 約2009年～

ECHヘルメット 約2013年～

上記のように戦闘用ヘルメットにも多くの歴史と種類がございます。

個人的に大きな変化といえるのはベトナム戦争終結後の素材の変化になります。

M1917ヘルメットは鋼鉄製。

M1ヘルメットはシェル：高マンガン鋼　ライナー：繊維強化樹脂。

といった鉄製素材で構成されているのですが、

強度はそこそこ優秀、しかし銃弾に対しての防御力があまり良くないといった欠点がありました。

銃弾に対しての防御力が改善されたのはPASGTヘルメットから採用されたアラミド繊維強化樹脂（強化繊維を樹脂で固めた素材）です。

鉄製よりも軽量で防弾・防爆性能が向上したこの素材の登場により飛躍的に成長したヘルメットの性能は以降、

LWHヘルメットまで主に使用されました。

FASTヘルメットからは超高分子量ポリエチレン(UHMW-PE)が採用され、

様々なアタッチメントを装着できるようになりさらなる進化を遂げております。

日本では超高分子量ポリエチレン繊維はダイニーマの呼び名の方がしっくりくるかもしれません。

簡単な歴史をご説明できたところで改めて、

今回紹介する商品は1941-1985年の間製造され、第二次世界大戦とベトナム戦争に採用されていた実物ヘルメットとなります。

ではM1ヘルメットの説明に移りましょう。

M1ヘルメット

先程も記述しましたが、

1941-1985年の間使われていた戦闘ヘルメットになります。

構造としてはシェル（外側の鉄帽）とライナー（内側の樹脂帽）に分かれています。

ライナー内のストラップに【DSA-100-67】の記号と数字があり、

この記号と数字で製造年数が大体分かりますので、簡単にご説明していきます。

DSA＝アメリカ国防衛庁という意味になっており、その後に続く記号や数字で年代を把握していきます。

細かな種類は説明するのが難しいので、今回紹介するM1ヘルメットだけで説明するとDSA-100の後に2桁の数字が書かれています。

これは1967年～77年製のヘルメットに見られる形式なので今回のM1ヘルメットは恐らく1967年製造となります。

映画プラトーンなどにあるようなヘルメットのバンドにマッチが挟んであります。

当時の面影がそのまま感じ取れるのは味わい深いですね。。。

今回のM1ヘルメットには推定1982年製のウッドランドカバーも付属しています。

小ネタですが、カバーに空いている穴は草や枝を刺して偽装する為のものとなります。

そんなので偽装できるのか？という疑問が出てくるかもしれませんが、

肌色を見せない。頭の輪郭をぼかすだけでも効果はあります。

付け替え可能な実物ヘルメット。

コレクションとしても価値あり！

この機会に是非いかがでしょうか。

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【ブランド】米軍 (ベイグン)

【アイテム】ヘルメット

【モデル】M1ヘルメット ベトナム戦争時 ヘルメットカバー付

【型番】推定1941-1985年製造モデル

【カラー】迷彩柄

【付属品】ヘルメットカバー

【状態】程度C　使用感有。全体的に使用および経年に伴なうヨゴレ、キズ、サビ等のダメージが見られます。

【備考】1967年製

【お問合せ番号】5506001287174-112

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