トレファクスポーツアウトドア小牧店

ドイツの東西分裂で生まれた名品。BAT No.158の紹介!

2025.01.22

皆さんこんにちは!ヨコノリキィタです!


私がこの会社に入社してから約3年。

様々な希少性のあるアイテムを

見て、触って、みなさまにお届けしてきました。


知ってはいるけど実物を見たことは無い。

一度でもいいからお目にかかりたい。

そんなアイテムがまだまだあるのが

キャンプという娯楽の恐ろしいところ。


個人的に手にしたいと思っているのが

FEUERHAND 276 StK DBP.a

VAPALUX M320ブロードアロー刻印

Coleman GIランタン(252.252A)

BATランタン の4つ。


その中でも実際に見たことがあるのは

M320とGIランタンのみ。

そしてなんとなんと、、

ついに小牧店にも入荷したんです。


今回紹介するのは

この会社に入社してから3年のうちに

名前は知ったけど見たことは無かったもの。

数あるヴィンテージの中でもレア度高めの

BATのランタンです。






ドイツ分断によって生まれたBATのNo.158の紹介!


トレファクスポーツアウトドア小牧店ブログ画像1


今回紹介するのはこちら。

『BAT No.158』というランタン。


キャンプをやってる方の中でも

聞いたことがある方もいれば

聞いたことがない方もいるはず。


この類のいわゆる「ハリケーンランタン」

で有名なのは「FEUERHAND」「DIETZ」

あたりでしょうか。


今回紹介するのはそれらのランタンとは

少し違った歴史を持つランタン。


ランタン自体は「FEUERHAND」に近い。

というか、ほぼ「FEUERHAND」と同じです。

少し説明していきましょう。




「BAT」と「FEUERHAND」の関係


トレファクスポーツアウトドア小牧店ブログ画像2


実を言うと、「BAT」というランタンって

ランタン自体はフュアハンドの275なんです。


少し誤解が生まれそうなので詳しい説明を。


時は1940年代後半にさかのぼります。

第二次世界大戦後、米・英・旧ソ・仏の4国で

4国共同管理下にドイツが置かれました。


その後、米・旧ソの対立や東西ドイツでの

市民の流入をきっかけに東ドイツ政府が

「ベルリンの壁」を設置。


その際にフュアハンド社は

旧ソ連によって工場を接収されます。

その影響で西ドイツへ逃亡。


それ以降、フュアハンドのランタンには

「W.GERMANY(西ドイツ)」刻印へと変化。

そして東ドイツの工場はというと

旧ソ連系の企業に使用されることに。

そこで製造されていたのが「BATランタン」


BAT No158ランタンは

フュアハンド275の設計図を使用して

作られたといわれていて

実際に見ても275そのものです。


トレファクスポーツアウトドア小牧店ブログ画像3


275自体在庫としてはありませんが

幕張店の過去の在庫と比較してみると

ほとんど違いが無いようにも見えます。

右がフュアハンド275、左がBAT No185

この275はセンターチューブの穴がないモデルですが、、


撮影された角度の違いがあるので

詳しく比較することはできませんが

デイツとフュアハンドの違いほどには

変わらない気がします。


しいて言うのであればレバーの固定方法。

あとはグローブのわずかな違いですね。

それ以外はほとんど同じように見えます。


より細かく見ていくと「BATランタン」の

人気の理由が分かるような気がします。




「BAT」の人気の理由!?


トレファクスポーツアウトドア小牧店ブログ画像4


バットランタンの人気の理由というと

「コウモリエンボス」じゃないでしょうか。


フュアハンドランタンだと

手の上に火が灯されているエンボス。

デイツランタンだと

丸になかにDIETZの文字。


トレファクスポーツアウトドア小牧店ブログ画像5


「よく見る」からという理由で人気なのは

まぎれもない事実だとは思います。

が、「コウモリ」という存在というと

「吸血鬼」や「不気味」といった

イメージを抱く方が多いと思います。

そこも人気の理由の一つではないでしょうか。


他にも、モデルごとの人気の理由はあります。


もともとキャンプ用として発売された

「No.158 BATELA(バテラ)」なんかは

標準装備のチェーンをリフレクターに垂らせば

「コウモリ」のような形になったり


ホットブラスト方式と

コールドブラスト方式の

いいとこどりをしたような形の

「ORKAN(オルカン777)」というランタン。

ヴィンテージランタンの中でも

トップクラスで入手が困難といわれています。


そして、大きなボディが存在感を放つ

ホットブラストランタンの数々。


フュアハンドほど歴史は長くないですが

歴史の短さが故の希少価値や人気があります。


そんなバットランタンですが、私が知る限り

トレファクスポーツアウトドアに入荷したのは

今回紹介しているモデルを含め2点のみ。


フュアハンドやデイツ、ペトロマックスに

コールマン、オプティマスなど

数多くのヴィンテージランタンを買取している

トレファクスポーツですが

その中でもトップクラスに入荷が少ないBAT。


もちろんこちらは販売商品です。

トレファクオンラインからも購入可能ですので

是非併せてごらんください。


では、最後に商品詳細の紹介です。






商品詳細

トレファクスポーツアウトドア小牧店ブログ画像6


アイテム オイルランタン

ブランド BAT

モデル No.158

ライン ヴィンテージ

状態 ベンチレーションユガミ・塗装剥がれ・オイル漏れ有

備考 錫メッキ 東ドイツ製 CRISTAL製純正グローブ

お問合せ番号 5509000065323-218

販売価格:¥26,400税込(¥24,000 税抜)

オンラインストアで見る





いかがでしたか?

個人的にいつかは触りたい。

いつかは手に入れたいと思っていた

BATのランタンの紹介でした。


ヨーロッパ圏のヴィンテージ事情は

日本では知り得る情報が非常に少なく

現地の文献を参考にしないと

実際にはわからないほど複雑。


今回記載した情報には諸説あるものも。

商品を紹介する身としては

明確な情報を伝えたいですが

正直それが難しいのが現状です。


特に当時は戦争や紛争などが頻発。

重要な文献などは残ってない可能性が高く

私も徐々に学んでいるところです。


今後もヴィンテージギアについては

当ブログで紹介していこうと思いますので

「ヨコノリブログ」をお楽しみに!






---店舗からのお知らせ---


いかかでしたか?

今回紹介させていただいたランタンの他にも


コット / ファニチャーアクセサリー 

オプションパーツ

クッキング用品 / シュラフ

衣類 / バックパック


などのお品物のお持ち込みも大募集中です!

ヴィンテージキャンプギアももちろん

高評価させて頂いておりますので

是非一度お持込み下さい!


また、オイルランタンに限らず

ガソリンランタン、ケロシンランタン

等のランタン関連のギアも

丁寧にご査定させていただきます!


使わなくなってしまい倉庫に眠っている…。

処分に困っている…。

そんなお品物がございましたら

是非トレファクスポーツアウトドア小牧店まで

お持ち込みください!!



トレファクスポーツアウトドア小牧店ブログ画像7


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