ボルドーバーナーがまさかのデッドストック(未点火の状態)で!?
2021.10.16
2021.10.16
山岳での過酷な環境下でも使用できることを前提に、
一人用のコンパクトで丈夫な品という性能を求められて生まれたのがこのボルドーバーナー。
スイス軍でも使用されていたこともあるそうです。
ポンピングが必要ないノンプレッシャー式。
タンク部を手で握って温めやすい構造。
手で少し温めると中の圧力が高まり、バルブを開くと少量ですが少しずつガソリンが出てきます。
その少量のガソリンに火をつけると、その熱でどんどんタンクが暖まっていくのでプレヒートが進み、しっかりとした燃焼に変わってくるわけですね。
このシンプルな機能美が、
生産が終了して10年以上経った今でも大いに支持されている理由でしょう!!
ボルドーバーナーの歴史
その歴史は長く、初期の作品は1940年代~からあったそうです。
約80年ほどの歴史があり、2010年代に生産が終了したみたいですね。
初期の頃からシンプルな筒状という形状に代わりはありませんが、
1955年の特許取得をきっかけにPATENT(特許)の刻印が付くパテントモデル、
それ以前にはタンク上に直接バーナーが乗っかっている構造だったり、短くてスリムなボディ、スリムなボディでチューブが長かったりとモデルチェンジもあったようです。
今回のブログ主であるスタッフNもボルドーバーナーに遭遇したのは数回ありますが全てPATENT付きのモデルでした。初期の頃の作品は本当に数が少ないようで国内に数台の希少さと言われることも…。
日本国内だと初期モデルなどは希少すぎて、なかなか正確な情報等は残っていない様です。
外国の文献やコレクターの方の推測による情報も交えて、伝えられているので正確な情報をお持ちという方、いらっしゃいましたら是非勉強させて頂きたいです!
希少性
ボルドーバーナーは一点一点手作りのハンドメイドの製品になります。
上記で述べさせていただいたように、考案・開発したジョセフボルドさん・跡取りであるノーベルト・バーダーさんが作られており、初期のものは特に数少なく希少です。
今回のPATENT(特許)が付いている物は長く作られていたわけですが、そこはハンドメイド製品!
年間作れても200~300でしょう。
それが日本国内だけに販売されていたわけでもないでしょうし、必然とレアなギアと言えるのではないでしょうか。
もちろん日本国内だと、新規の販売も無く中古市場でしか手に入らないアイテムです。
そのボルドーバーナーがおそらくですが、未点火での入荷!!
ヤケた形跡は見受けられないアイテムとなっております。
もちろん経年でのヨゴレは付いてしまっていますが、生産が止まって約10年以上。
元の母数も少ない中で、状態が良く残っているというのは年々希少になっていくという訳ですね。
商品詳細
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アイテム:BORDE BURNER(ボルドーバーナー)
燃料:ホワイトガソリン
状態:サビ小・ヤケ無し
当店販売価格:69,080円(税込)
お問い合わせ番号
【5501002632312】
※販売済みの際はご容赦ください。
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状態面
錆びやすい燃料の調節バルブなども比較的綺麗に残っております。
当時の販売元であったA&Fによる日本語での取扱説明書も付いております。
元箱の形は綺麗に残っていますが、経年でのヨゴレが少々ございます。
いかがだったでしょうか?
年々希少性を増していく「ボルドーバーナー」。
シンプルな機能美を求める方にはオススメです♪
ご検討の際は是非トレファクスポーツ青葉台店までお越し下さい!
トレファクスポーツアウトドア青葉台店