スタッキングクッカーの始祖?ホットン社のビリー缶”ノンスティック加工”
2024.05.26
2024.05.26
どもどもこんにちは、YUGABOです。
「ヴィンテージ」
この言葉を聞くと皆様は何を思い浮かべますか?
キャンプをされている方であればランタンやバーナーなど火器関連を思い浮かべる方が多いかと思いますが、アウトドア界隈でも火器関連以外にも沢山のヴィンテージアイテムが存在します。
今回はそんなヴィンテージアイテムの中でも珍しい「クッカー」のヴィンテージ品をご紹介したいと思います。
当店でも初の入荷となるアイテムですので、ヴィンテージ好きの方やお探しの方はぜひ最後までご覧くださいませ!
それでは早速ご紹介していきましょうっ!
こちらが今回ご紹介するホットン社のヴィンテージクッカー通称ビリー缶。
ホットン社はイギリスにて1870年に創業した歴史のある超老舗ブランドで、実はスタッキングクッカーの始祖とも言われています。
1990年代に残念ながらホットン社は倒産してしまっている為、現在では入手の難しい希少なクッカーとして知られているというわけなんです。
各クッカーごとの底面にはシンボルマークであるブルドッグマークが刻印されており、併せて「MADE IN ENGLAND」とも書かれているのがお分かりかなと思います。
細かい話をするとこのブルドッグの顔の部分の目が一重か二重か、囲っている丸の大きさなどでも年代が分かれているようで、こちらのクッカーは推定1970年代と思われます。
そもそも日本でこのホットン社のクッカーが流通し始めたのがおよそ1970年代と言われておりますが、日本ではホットンとしての名で知れ渡り、本国イギリスでは底面にあった刻印と同じくブルドッグブランドとして名が知られていたとか。
諸説ありますが、日本への参入当時既に日本では「ブルドッ〇ソース」が既に存在していたことから重複しないようにホットンの名で知れ渡ったなんて話もあるようです。。。
ちょっと話は逸れましたが、クッカー本体のご説明に移りましょう!
今回入荷したのは大・中・小の3つのサイズの鍋がスタッキングされたビリー缶セット。
一番大きい鍋の直径で約19cmなので、鍋としての大きさはそこまでありません。
ビリー缶の特徴として軽量性と高い熱伝導率を持つアルミを使っている点と、各鍋とフライパン全てにハンドルや取っ手がつけられている点があげられます。
ハンドルや取っ手などは今でこそ当たり前の仕様ですが、長い歴史を考えると創業当初から焚火などで使用できるよう工夫が施されていた証でもあり、その完成度は脱帽するばかりです。
また今回入荷したのは、通常のビリー缶とは異なり鍋・フライパン全てにノンスティック加工が施されています!
基本的なビリー缶は上述した通り、無垢のアルミを使用している為焦げ付きやすいなどの使用上のデメリットがあります。
しかしながらこちらのノンスティック加工が施されているモデルは言わば家庭用のフライパンと同様に調理で使用することができるので、焦げ付きやすさなどを気にする必要がないんです!
球数としてもノンスティック加工が施されているビリー缶は少ないので、非常に希少な個体となっております。
今回はビリー缶をご紹介いたしましたが、ホットン社が製造していたものにはケトルもセットになっているものやホーボーと言われるメスキットセットなども存在する為、マニアにはたまらないブランドでもあります。
「古き良き」を体現したヴィンテージクッカーとなっておりますので、ぜひ気になる方はお早めにご検討くださいませ!
使用、保管に伴うキズと一部鍋の底面に凹みがある箇所がございます。
内容物:大・中・小サイズの鍋セット・フライパン
備考:イギリス製 廃盤希少品
いかがでしたでしょうか!
今回は希少なホットン社のビリー缶をご紹介させていただきました!
ヴィンテージアイテムは今回ご紹介したアイテム以外にもランタンやバーナーを始め、クーラーボックスやジャグなど多数存在します!
トレファクスポーツアウトドア府中甲州街道店では1点から丁寧に査定をさせていただきますので、ご不要なヴィンテージアイテムがございましたら、お気軽にお持込み下さいませ!
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一部の商品をオンラインでも販売しております。
店頭で実物を確認いただける場合もありますので、気になる商品がありましたらぜひご来店ください!
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