トレファクスポーツアウトドア三芳店

ソロキャンプでの暖房にもおススメ!Coleman(コールマン) キャタリティックヒーター(513A708)

2020.12.28

どうも、孤高の登山好きです。

クリスマスも終わってスーパーなどはお正月売場に変貌を遂げていますが、残り少ない2020年
悔いの残らない年にしたいと思います。

年末年始で年越しキャンプを予定されている方も多いかと思います。

空前のキャンプブームで真冬でも予約が取れないキャンプサイトも多く、空いている秋冬キャンプの
イメージは既に昔のものとなりつつあります。

秋冬キャンプをするに必須の暖房系は既に準備されているかと思いますが、手持ちの暖房器具が
ガスストーブ、または焚火オンリーという方はちょっと寒くてギブアップしてしまうかもしれません。

王道は石油ストーブですが、冬キャンプならではの楽しみをやりたいなら薪ストーブがおススメですが
ソロキャンや積載の関係で持っていけないという方も多いかと思います。

今回は昔コールマンが発売していた小型のホワイトガソリンを燃料とする『キャタリティックヒーター』という
簡易ヒーターをご紹介したいと思います。


アウトドア用品のキャンプ用品
コンパクトな簡易ヒーター『キャタリティックヒーター』

秋冬キャンプの主役である暖房機器と言えば、薪ストーブ、武井バーナー、各種石油ストーブなどが
定番ですが、コールマンからもホワイトガソリンを燃料とするヒーター(カイロ)が発売されていました。

今では廃盤になり入手は難しくなりましたが、使い方はとってもシンプルで尚且つ暖かいとまさに
今世の中が求めている物はこれではないかと思えるヒーターだと思います。

特にソロキャンプだと薪ストーブも石油ストーブもちょっとハードルや大袈裟になってしまう事が
ありますが、このサイズ感で暖が取れるとなるとソロ使用では丁度良いのではないでしょうか?


キャタリティクヒーターの使い方

キャタリティックッヒーターが暖かくなる原理は、タンク内にいれたホワイトガソリンが発熱源と
なるセラミックファイバーに染み込み熱を帯びるだけです。

特にポンピングや芯を変える等、一般的なヒーター系で必要な動作は一切行いません。

その代わり少々使い方が特殊です。

①まず燃料タンクにホワイトガソリンを入れます。灯油ではないので注意です!!


20年12月28日:画像6
②本体を逆さまにしてセラミックファイバー部にガソリンを染み出させます。
 目安はテニスボール大程の大きさのシミを作ります。


20年12月28日:画像7
20年12月28日:画像8
③染み込んだセラミックファイバーに引火して本体を暖めます。
 ※火柱が1m程上がる事がありますので引火に注意して下さい。


20年12月28日:画像10
④しばらくすると炎が収まり、セラミックファイバーの半球体が赤く色付きはじめます。
 蓋を締めて、暖房として使用が可能になります。


20年12月28日:画像9
⑤消化は付属のボウルを被せて自然消化を待ちます。(約30分位は消えません)

とてもシンプルな使用方法なので、一度覚えてしまえばなんら難しくはありません。


アウトドア用品のキャンプ用品
気になる状態とお値段は…

アイテム:キャタリティックヒーター
メーカー:Coleman(コールマン)
型番:513A708

カラー:アボガドグリーン
年式:1978年11月製
状態:全体的に綺麗です
点火:確認済み
付属:元箱付き(ヤブレ有)

店頭販売価格:21,780円(税込み)


大体使い切ってボロボロの個体が多いですが、これはかなり綺麗です。


キャンプ用品のコールマン
前のオーナー様は2-3回しか使っていないとの事で、納得の状態です。

コールマンのヴィンテージアウトドア
年数はランタンやバーナーと同じでタンク裏に刻印されています。
この個体は1978年11月製です。


ヴィンテージアウトドアのキャタリティックヒーター
元箱も破れていますが付いてきます。

キャタリティックヒーター
ツマミが一度取れて接着剤で補修してあります。

キャタリティックヒーターは種類が色々ありますが、基本的な使い方はどれも同じです。

各種ストーブは暖房として使う目的があるため、簡易的な目安として発熱量の数値が高いほど
暖かいという事になります。

代表的な石油ストーブの数値を参考に出すと、

武井バーナー301A → 約5000kcal/h
レインボーストーブ → 約2150kcal/h
アルパカストーブ → 約3000kcal/h

武井バーナーは圧倒的な熱量ですね。いつかは欲しいです。

では、キャタリティックヒーターはどうかというと、モデルによりますが、この513A708は
約1300kcal/h程度の熱量です。

レインボーストーブやアルパカストーブサイズの石油ストーブは約6-7畳の空間を暖める能力を
持っているため、キャタリティックヒーターは、それよりも小さな空間、数値的には3畳くらいですかね?

つまり、ソロキャンプで使う面積であれば十分に暖める事が出来るスペックを持っているという事です。

野営スタイルで、焚火+キャタリティックヒーターであれば十分に暖かいソロキャンプを楽しめると
思います。

丁度良いサイズで暖かいストーブ・ヒーターをお探しであれば、是非キャタリティックヒーターを
候補にしてみてはいかがでしょうか?

こちらの商品はトレファクオンラインからもぎ購入頂けます。(※売り切れの際はご了承下さい)
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