トレファクスポーツアウトドア三芳店

スノーピーク/アメニティドーム





先程もお話したスノーピークの人気モデルアメニティドーム。
PRO仕様は2017年12月の新製品発表会にて初公開されました。
創業60周年を記念したモデルという事で期待も高まる中、2018年4月28日に発売がスタートします。

通常モデルのアメニティドームはS,M,Lと三種類あり、ソロからファミリーまで柔軟に対応できる仕様になっていますが、中でも人気の高いのは3~4人に対応したMサイズです。
今回ご紹介するプロモデルもMサイズとなっているので、ファミリーで使用される方にはぴったりのサイズ感となっております！

では次に2016年にリニューアルした通常のアメニティドームMとの違いを細かく比較してみましょう。


通常のアメニティドームと比較



フライシート生地の強度

通常モデルのアメニティドーム：75Dタフタ　
プロ仕様のアメニティドーム：75Dリップストップ
どちらも75D(デニール)ですが、実は生地の織り方が違います。

デニールとは糸の太さを表す単位で数字が多いほど生地が厚くなり強度が上がります。
その反面、重量・パッキングサイズが大きくなります。

タフタ・リップストップというのは生地の織り方の名称になり、プロ仕様がいかに細かい所まで優れているかが分かるポイントになりますので、簡潔にご説明させていただきます。

タフタは縦横交互に交差させ密度を高めた一般的なフライシートに使われる織り方ですが、
リップストップは細い繊維と太い繊維を組み合わせ生地自体に補強を施している仕様！
引き裂き強度・耐久性に優れています。


インナーボトム生地の強度


加えてインナーボトムは、
通常モデルのアメニティドーム：210Dオックス/ボトム耐水圧1,800mm
プロ仕様のアメニティドーム：300Dオックス/ボトム耐水圧10,000mm
※オックスというのは2本ずつ繊維を交差させたは柔らかい平織りの事、主にボトムに使用されます。

数字を見るからに明らかな差ですね。
耐水圧に至っては、約5倍！ボトムは湿気で良く濡れるので耐水圧が高いのはテントの寿命にも直結するので嬉しいポイントです。

重量

通常モデルのアメニティドーム：約8kg
プロ仕様のアメニティドーム：約8.7kg

重量は僅かにプロ仕様の方が重いですね。
ですが、これだけの生地の性能を大きく向上させて重量がさほど変わらないのは評価できるポイントだと思います！

以上の点が通常のモデルとの比較になります。
もっと細かな違いもあるのですが、テントの性能として大きく変わったのはこのぐらいではないでしょうか。
では製品のご紹介に移りたいと思います。


アメニティドームPRO.M　60周年モデル





設営時間は従来のアメニティドームと同様に約10分程で完了しました。

前室にはちょっとした荷物を置くスペースが確保されています。
また別売りのアップライトポールを使用すれば正面の入口を跳ね上げる事ができる為、チェアやテーブルを配置するなど前室を更に拡張してリビングとして活用できますよ！


インナーテント内部のサイズは約265x265cm！
大人4人が横になれるだけのスペースを確保されているので、寝返りも打つことが出来そうです！

通常のアメニティドームとは違う記念すべき60周年のアメニティドームPRO.M！
ぜひその違いを感じみてはいかがでしょうか！お探しの方はこの機会をお見逃しなく！



状態・付属品