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2023.05.09
2022.03.23
こんにちは!ラジマルです!
私ラジマルはそろそろ入社2年目に突入いたしますが、先日初めて点火させたランタンがございます。
それが本日ご紹介のケロシンランタンになります。
ケロシンランタンは名前の通り、ケロシンが燃料です。
ケロシンは石油から作られる物質ですが、ナフサを主原料とするガソリンと異なり、また軽油よりも軽いとされています。
名称はケロシンランタンですが、灯油で点火も出来るため、ご自宅で灯油ストーブを使っている方は燃料の統一ができますね。
ケロシンランタンはガソリンランタン同等レベルの光量ながら、燃料費が安いのが特徴に挙げられます。
そのため、頻繁にアウトドアに行く方はケロシンランタンの方がコスパが良いかもしれません。
ただ、ガソリンスタンドにある灯油よりも精製度の高い白灯油は、ホワイトガソリンより値段が高いです。
値段は高いモノの精製度が高く、質の良い灯油なので、ランタンを使用した際に排出されるススの量が減り、お手入れが楽になります。
そういった部分も鑑みて燃料を選ぶようになりますね。
さて、本題に入ります。
本日ご紹介するのは、ケロシンランタンの中で一番の王道と言っても過言ではないペトロマックスの「HK500」です。
PetroMax HK500
PetroMax
そもそもペトロマックスとは、Petro(石油)と創業者のMax氏を掛け合わせてPetroMaxという社名になっています。
HK500以外にも、HK150や電気式のエレクトロなどのランタン、焚火台やストーブ等の燃焼器具、テーブルやイスなどのファニチャー系、コップ等の雑貨などの様々な商品ラインナップがございます。
また、HK500の交換パーツ等も数十種類販売しています。。
ではなぜ数十種類のパーツがあるのか、次でご紹介いたします。
HK500はじゃじゃ馬?
このように綺麗な輝きを見せるHK500。
実はパーツ数の多さ、修理の大変さからじゃじゃ馬とも呼ばれているんです。
なんとパーツは200種類以上。
他社のケロシンランタンは20種類の物もあることを考えると、その多さが分かりますね(笑)
その為、上述したように修理パーツが公式から多く出されているんですね。
この小さな針のパーツ。
見えますでしょうか?
こちらの針はニードルといい、これが上下することで点火、消火が可能になります。
ニードルが下がると気化したガスがマントル内に広がり、点火が出来ます。
しかし、細すぎて曲がったり、折れてしまうことがあるので、そういった場合は修理、交換を要します。
また、ニードルが付いている棒状のパーツ。
こちらはジェネレーターと言います。
ジェネレーターは、圧力で気化されたガスが通るパーツとなります。
このジェネレーターも支障がきたした場合、適切に空気が通らなくなるので、交換や修理が必要になります。
他にもHK500には割れやすいセラミックのパーツもありますね。
ただ、このセラミックパーツは丈夫なステンレスパーツより光量が取れるので、採用されているようです。
その為、HK500の強い光量が実現できているんですね。
こういったパーツ以外にも、HK500には無数のパーツが内蔵されています。
それぞれのパーツが使用者の満足に繋がるように考えられていることを思うと、PetroMaxの熱意を感じますね。
点火はどうやるの?
さて、HK500の簡単な点火手順。
それぞれのパーツの使用方法を説明させていただきます。
①頭パーツを取り外して、マントル装着
まずは、PetroMaxの頭のパーツを外します。
そして、写真中央にあるパーツにマントルを取り付けていきます。
マントルとは、点火した時に発行するパーツです。
光る前は白い布のような状態となっております。
これを本体のセラミックパーツに装着し、頭パーツをもとに戻します。
②灯油を投入
次に灯油を燃料タンクに入れます。
このメーターのようなパーツを外してから、その部分に灯油を入れます。
また、今回のHK500にはじょうごが付いているので、こちらを使用すると灯油が入れやすくなります。
③ポンピング
次にポンピングです。
ガソリンランタンやガソリンバーナーをお持ちの方はご存じかもしれませんが、ガソリンやケロシン系の火器にはポンピングが必要となります。
ポンピングをすることによって、燃料タンク内に空気が溜まり、その空気と灯油が混ざり合って気化したものがジェネレーターから排出し、点火に繋がります。
HK500はポンピングが出来ているかどうか、メーターを見るだけで分かるので非常に便利です。
大体、メーターの赤いラインに針が来ればOKです。
④プレヒート(重要)
プレヒートは、ケロシンランタンを点火するうえで重要な工程となります。
写真に写っているのは、点火しているわけではなく「プレヒート」をしている姿となります。
プレヒートとは、ジェネレーターを熱し燃焼効率を上げることを差します。
逆にこのプレヒートを行わないと、火が安定しなかったり、生ガスが出て炎上の原因にもなります。
そのため、この工程は重要となります。
ちなみにプレヒートは、こちらのレバーを下に下げるとゴーーと凄まじい勢いでガスが出るので、穴にガストーチやチャッカマンを入れて点火します。
私は不安で点火した瞬間に中から火が出てこないか、他スタッフに確認して点火しました(笑)
最初は不安ですが、ガストーチを穴に差し込んだ状態で点火すれば、中から炎が噴き出してくることは無いので、ご心配なく。
また、①の工程で取り付けたマントルを空焼きするのにも兼用できます。
空焼きをすることによって、マントルに付着している不要な成分を消し、発行しやすい物質のみが残るようになります。
また、プレヒートを行うと、内部の空気が一気に排出されていってしまうので、プレヒートしている状態でもポンピングが必要となります。
⑤いよいよ点火
さて、いよいよ点火となります。
点火の手順も大切です。
④で行っているプレヒートはしたまま、青いレバーを捻り点火となります。
点火ができているかどうかの確認はほぼ目視での感覚になるのですが、マントルが自ら光っているように見えたら先程のプレヒートレバーを閉じます。
そして、またここで再度ポンピングを行い、光を安定させます。
これが点火までの手順となります。
⑥消火
さて、消火は先ほどの青いレバーを捻るのでもいいのですが、先に空気を少しずつ抜いていくのオススメいたします。
空気の抜き方は、メーターに付いている小さなネジをゆっくりと回していくようになります。
間違ってもこのメーターの付いているパーツを回さないようご注意ください。
内部にタンクに入っている灯油に引火して炎上してしまう危険に繋がります。
また、なぜ空気を抜いてからが良いのか。
一応、青いレバーを捻るだけでも消火は可能です。
ただ、その消火方法だとジェネレーター内に空気やガスがジェネレーター内部に残ってしまうので、先にタンク内の空気を抜いてジェネレーター内の空気を出し切ってから消火することをオススメしています。
いかがでしたでしょうか?
インテリアに採用されることもあるほど見た目がかっこよくて、オシャレなHK500。
じゃじゃ馬ですが、自分で使用して整備してカスタムしていくと、どんどん愛着が湧いていくと思います。
HK500は初めての方には大変とも呼ばれていますが、当店スタッフ・かつおどりさんが最初に採用したのが何を隠そう今回ご紹介のHK500です。
メンテナンスをしながら、今もなお使用し続けているそうです。
そして、カスタムパーツを付けてアレンジし、現在はかつおどりカスタムHK500となっております。
そういったそれぞれの味が出せるのがHK500の良さだと考えています。
もし気になる方が居ましたら、ご検討いただければと思います!
商品詳細
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【ブランド】PetroMax(ペトロマックス)
【アイテム】ケロシンランタン
【モデル】HK500
【備考】元箱付き
当店販売価格:32,780円(税込み)
問合せ番号【5502001677625】
※販売済みの際はご容赦ください。
※電話でのお取り置きは対応いたしかねます。
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