トレファクスポーツアウトドア柏店

こんにちは！ラジマルです！

本日紹介のアイテムは、少し早いですがストーブを！
少し予習が必要なアイテムですので、冬に向けた商品を夏にアップしようと考えましたｗ
何事も備えあれば憂いなしです！
さて、本日は商品紹介+点火の方法やクリーニング方法の説明も交えつつ紹介させていただきます！

また、希少価値の高いアイテムですので、ぜひお楽しみに☆＝





武井バーナー　パープルストーブ301a

武井バーナーが人気な理由は、もちろん希少価値だけではございません。

⇨そもそも武井バーナーとは…
元々、武井バーナーは、小型船舶に搭載するトーチランプを製造する会社として立ち上げられました。
トーチランプとは、いまでいうガスバーナーのように手で持って、炙りなどが出来るものを指します。

時代変遷を経て、ガソリンやガス式のバーナーが溢れる現代でも、今回紹介の灯油式ストーブ×バーナー、パープルストーブを製造し続けるのにはこだわりを感じますね。

やはり長年ファンがいるのも、そういったこだわりやデザインの渋さに惹かれている方が一定数いるからだと考えられます。
かくいう私も点火している時、その渋さに感化された一人です。

パープルストーブは3種類展開されておりまして、今回紹介の「301a」より一回り大きい「501a」、今回紹介の「301a」、より小型の「101c」があります。

人気な理由は、デザインもありますが、コンパクトサイズでもパワーのある火力が評価されているからです。冬キャンプでお馴染みのオシャレな「レインボーストーブ」が”約2150kcal/h”に対して、「パープルストーブ」はなんと”5000kcal/h”!!

その分、レインボーストーブが約20時間ほども持つ優れもので、燃料タンクの違いもありパープルストーブは5時間ほどの点火限界があるのですが、それでもテント内を暖めるには十分な熱量です。





Q.点火は難しい？
さて、私も点火を教えて頂いたスタッフに尋ねた質問。
点火の難しさについてです。

正直なところ、私自身も点火するまで武井バーナーは難しいものだと思っていました。
ただ構造や点火手順などを改めて細かく聞くと、不安は少し晴れました。

私と同じように不安な気持ちを抱いている方もいらっしゃると思いますので、今回のブログでできるだけ不安材料を払拭していければと思います。




〇点火手順〇
①燃料の確認
いきなり本体には触れず、どうやって点火をするのか再確認してから臨むことが大切です。
本体タンクの中に入れるのは”灯油”です。

②燃料投入

そして、こちらのバルブを開けて、内部に灯油を入れていきます。
タンク内は1.2L入りますので、お好みで入れるのがオススメです。
長く使う場合は1L近く入れても良いかと思います。

空気を入れる分も考えて、ぱんぱんには入れないのがコツです。また、じょうごや漏斗があると燃料を入れるのが楽になるのであれば使用しましょう。

③ポンピング

次にポンピング作業です。
ガソリン系の火器をお持ちの方は、ご存じかと思いますが、パープルストーブにもガソリン系の火器同様タンク内に空気を入れ込むポンピング作業が必要となります。

④プレヒート

ケロシンや灯油を使った火器には、プレヒートという作業が必須となってきます。
プレヒートとは、燃料を気化させた物が通る「ジェネレーター」というパーツを暖めることを指します。ジェネレーターを暖めるだけで、炎が赤火になったり、不安定な点火を防止出来ます。

逆にプレヒートが無いと、炎上してしまう原因にもなりますので、必ずプレヒートするようお願いいたします。
また、パープルストーブの場合、プレヒートをする方法がいくつかあります。

【1】直接ガスバーナーで炙る。
ガスバーナーの強い炎でジェネレーター本体を熱することで、プレヒートできます。ただ、これだけだとプレヒートは弱いので、その後のプレヒートをしやすくする程度に考えていただければと思います。

【2】本体に付属しているプレヒートバーナーを使用する。

パープルストーブの場合、本体にプレヒートバーナーが付属しているので、気化した燃料を放出して火を付けるとそのままジェネレーターを熱してくれます。

この際、注意点がございまして、プレヒートバーナーにネジが2つ付いているのが見えると思います。こちらの中央のネジを回すとガスが噴射します。
もし液体のみが出た場合は、故障ではなく、空気圧が足りてないか、空気と燃料の割合が程よくなっていないかなどの原因も考えられます。

そのため、もし液体だけが出た場合は、追いポンピングをするか、プレヒートーバーナー横に付いている小さなネジを回して、気化したガスが出るかチェックしていただければと思います。
このネジを回すことで、空気と燃料の割合を調節することが出来ます。

【3】アルコールを利用した炎で炙る

こちら本体のカップにアルコールを注いで、そのアルコールに着火する方法です。
ここでの注意点は、本体の燃料と違う部分です。
このカップに入れるのは、灯油ではなく”アルコール”です。

⑤点火
そして、いよいよ点火です。
プレヒートバーナーに火を入れて、内部が熱されていくとグローブ内にも徐々に炎が広がっていきます。

大体点火させて、30秒ほどたったら黒いバルブの付いたパーツを本体のパーツに差し込み少し左に捻ります。そうすると、内部に気化した燃料が広がり、点火が確認できます。


気化した燃料が広がったら、プレヒートバーナーのネジを閉めます。このままバーナーを点火させた状態だと赤火になったり、炎上してしまう原因となりますので忘れずに。

⑥安定してくる

本体のコイルに炎が行き渡り、徐々に暖かくなります。これで点火完了です。ただ、空気は少しずつ消費されているので、定期的に追いポンピングするのがオススメです。





〇万が一炎上して煤だらけになったら
もし炎上して、グローブや本体が煤だらけになった場合でもクリーニングが可能です。ただ、ブラス(真鍮)部分は、中々クリーニングが難しいので、市販のブラス磨き剤等を用いるのが無難かと思われます。

煤は本体だけでなく、グローブにもかなり付着してしまいます。グローブとは、ガラス部分のことを指します。

グローブを取り出すには、頭部分のネジを全て外して、分解する必要があります。外すのは簡単ですが、取り付けるのにやや苦戦しましたw
頭部分を戻すときに、本体側の受けネジパーツが言うことを聞かずあっちこっちに行くので、2-3分格闘しました。

このまま分解した状態で、一つ一つ丁寧に磨けば、だいぶきれいになりますので、炎上させずともお手入れの際に参考にしていただければと思います♪





付属品も充実

上述したリペアのためのリペアキットも揃っております。また、バーナーだけで使用する際のゴトク。底面を傷つけない為の、リング状のパーツ。こちらの上にパープルストーブを載せると安定します。

また、写真にはないですが、ケースも付属しておりますので、付属品を全て入れて持ち運ぶことが可能です！





気になるご状態



全体的にススヨゴレやキズが残っている状態です。点火には、問題ありませんでした。





まとめ

やはり初めて触れる火器の点火は緊張しました。ただ、火は便利だけど、怖いものということを忘れずに扱わないということを改めて認識させられたアイテムでもあります。

やはり見た目がかっこよく、ストーブとしてもバーナーとしても使える機能性の高いアイテム。しかし、それを使いこなすには、プレヒートなどの下準備やその後のメンテナンスが大切。
これらをこだわることで、おのずと愛着も湧いていくんだろうなと考えました。

ぜひあなたの相棒に、今回の「パープルストーブ 301aセット」をご検討いただければと思います！


商品詳細

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【ブランド】武井バーナー
【アイテム】ケロシンストーブ
【モデル】パープルストーブ/301aセット
【状態】ススヨゴレ・キズ有
【付属品】リペアキット・ゴトク・ケース
【備考】シングルコイルVer.

当店販売価格：98,780円（税込み）
問合せ番号【5502001731167】

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https://ec.treasure-f.com/item/5502001731167603

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