トレファクスポーツアウトドア幕張店

【スポーツ幕張】衝撃！1970年代オプティマス8R特価品！名作の秘密！

2019.01.03

遊びを追求したスポーツ・アウトドア専門リユースショップ「トレファクスポーツ」

知識と経験を備えた専門スタッフによる接客と安心査定！

千葉、船橋、習志野、津田沼、市川、幕張、江戸川区で
キャンプ用品・アウトドア用品をお探しならトレファクスポーツ幕張店へ！

こんにちは！店長です！

あけましておめでとうございます！
トレファクスポーツ幕張店もオープンして早1か月以上・・・
あっという間に2018年も終わり・・・
駆け出しの店舗ではございますが、スポーツやアウトドアが大好きなスタッフが集まっていますので、2019年もご期待ください！皆さまにお売りいただくお品物で売場をつくっていきますので、買取も是非お待ちしております！

先日のスタッフ『カツオドリ』のブログはご覧いただきましたでしょうか？？
↓↓↓
【スポーツ幕張】コールマン214A700ケロシンランタンの魅力。

ケロシンの魅力を私に自慢げに語ってきました。。笑
期待の若手社員ですし研究熱心さには関心します。。
私もこのような後輩に負けないように、皆様の期待に応えられるように魅力的な店舗をつくっていきます！！

別ブログではご紹介しましたが、ここでも簡単に店長の私の自己紹介！

キャンプやトレッキング、サーフィンなどのアウトドアも、野球やサッカーなどのスポーツもこよなく愛する私ですが・・・近年腰痛で色々行きたくても行けない日々を過ごしているので、どんどんおじいちゃんになっていくイメージですｗ
ですが、雑誌やネットサーフィンでグッズを物色するのは大好きなので、お客様とお話しするのがとても楽しみで、それこそが私の中でアンチエイジングだと思っております…(笑)

性別：男
ニックネーム：店長
身長：普通
拠点：関東、時間あれば本栖湖、大井川、山口県角島
溺愛道具：エリクサー、スノピGST-120R
移動手段：レンタカー
スタイル：ファミキャン、UL寄り
休日：旅行・キャンプ・チョロ山登り・野球観戦・歴史探訪など
夢：ニュージーランドでキャンプ旅、伊豆七島で島キャンプ

まえがきが長くなってしまいましたが、本日はオプティマス名作8Rのご紹介です！

今回は劣化・消耗度合によりジャンク・特価品となりますが、まぎれもない名作8Rのベークハンドル最終モデルです！

今世紀初頭に長い歴史に幕を閉じることになった8R。
最終型のHUNTERモデルから半世紀以上遡る8Rの歴史。
正式には『No.8』の歴史です。

ざっと辿ってみます。

OPTIMUS(オプティマス)
19世紀末にキッチンウェアメーカーからスタートしたスウェーデンのメーカーです。
名前の意味は「最良」を意味します。
なんといっても代表作は代名詞となったストーブ。
1世紀以上多くの登山家や探検隊の間で愛され、厳しい環境下での使用で絶大な信頼を集めています。
数々のストーブを作り出しては惜しまれつつ廃盤となり・・を繰り返し、改良やコストダウンにより姿を微妙に変えながら、アウトドアシーンで使用されてきました。

No.8
1940年代後半ごろに幕を開けたと言われています。
初期の1stモデルは箱がアルミ製、2ndモデルはスチール製。
タンクもブラスとクロームがありました。
” Patent Pending ”
「PAT No.」＝パテントペンディングのナンバーで、“特許出願中”という意味です。アウトドア用品に度々見られる用語ですね。この表記がないのが1stモデル、表記があるのが2ndモデルと言われています。

こちらのNo.8は『PAT No.71018』と表記がありますので2ndモデルです。

1950年代後半ごろから箱が少し丸みを帯びた形状に変化します。

画像左がNo.8の2ndモデル、右が1970年代の8R。
8Rの方が角が少し丸みを帯びているのがお分かりでしょうか？

そして1960年初頭から8Rに進化を遂げます。

8R
1963年、PRIMUS(プリムス)の元従業員が立ち上げたRadius(ラジウス)社を吸収し、Radius(ラジウス)社の特許だった「ビルトインニードル」を採用しました。
また、ハンドルがレンチからベークハンドルに変更され、デカールも箱上部に使用され始めます。

ビルトインニードルです。
分かりにくくてすみませんが、ガソリンが出てくる先端を覗いてみてください。
針のようなニードルが突き出ているのがお分かりでしょうか？

ベークハンドルです。
こちらの商品はチェーンが付いておりません。

その後デカールの大きさが変化したり、社名のエンボスロゴが廃止されたりと、コストダウンが目に見えてきます…。
つまり、1963年Radius(ラジウス)社吸収してまもない期間の8RがNo.8史上最も完成されたモデルとなります。
そのため60年代中期の8Rは最高傑作として、半世紀経った今でも探しているファンは多いです。

その後もPRIMUSとパーツ共有し、さらにコストダウン路線を走り続けることにより、ベークハンドルから工具兼レンチに変更されるに至りました。

そして最終モデルHUNTERでは、これまで箱のサビの発生を防ぐことができなかった背景から、厚みのある鮮やかなブルーカラーの箱にハンマートーン塗装をかけていました。しかしながら、このころは世の中は環境問題を考える時代へと変化していました。そのため、耐熱塗装と環境が合わないとの理由で廃盤となってしまったんですね…。

ざっとでしたがこのような歴史を辿り、昔を知るファンやお父さんの影響を受けた30〜40代に受け継がれ、今でも一時代を築いた名作として刻まれています。

さて、せっかく当店に2点あるので比較してみましょう。

もちろん箱の色で雰囲気もガラッと変わりますね！
私の見解だと20年近く時代が違っていて、細部を見ていくと、時代の流れとともに小さな変化があって面白いですね！
特にNo.8の方はハンドルがレンチ、タンクがクローム、箱がモスグリーン(黒に近い)と、ミリタリー感満載な無骨な印象ですね！

箱のハンドルが8Rの方が破損して欠品しています。（画像右）
No.8（画像左）の方は蓋が開く側にハンドルがあり、8Rは後ろに付いているんですね！
私こちらは今回初めて知りました。。。

最後に、8Rの動作確認です。
残念ながらタンク内のウィッグが脱落していたため取り出しました。
ウィッグ無しで動作確認しましたが、プレヒート後ニードルからロウソク程度の火力しか出ない状況です。

残念ながら、私の技術だとこれが限界です…泣
この後は次のオーナー様に引継ぎします。。。

ちなみに、オプティマスのノンプレッシャーストーブは、ポンピングで圧力をかけずに液体のままガソリンを少しずつ出していきます。そのため「プレヒート」という作業が必要になります。

上のお皿と底に液受け皿があります。
そちらにアルコール含んだメタ(固形燃料)を投入し、ほぼ無くなるまでの数分間を楽しみながらｗ、メタが無くなり気化するのを待ちます。固形燃料の代わりに燃焼用アルコールでもプレヒートは可能です。

プレヒートについては「カツオドリ」の前回ブログにも記載されています！
↓↓↓
【スポーツ幕張】コールマン214A700ケロシンランタンの魅力。

プレヒートによりタンクとパイプを温めることで、タンク内の気圧が高まります。
気圧が高まったタンク内のガソリンも熱せられることで気化し、ビルトインニードルを通り吹き出てくる仕組みです。
『ノンプレッシャー＝プレヒートが必要』
これは必須の行程ですので、数分間を楽しみましょう(笑)

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メーカー：OPTIMUS(オプティマス)
アイテム：ガソリンシングルバーナー
モデル：8R
年代：推定1970年代前半
状態：【ジャンク品】ウィング脱落・箱ハンドル無・ハンドルチェーン無・キズ消耗多数
詳細：ベークハンドル最終モデル
当店販売価格：6,800円+税
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6,800円！！？
ジャンク品とはいえ、その金額なら私も小遣いで買えちゃいます・・・笑
ヴィンテージアウトドア好きとしては箱スト1つは持っておきたい！！

No.8の方が気になる！って方のために・・・商品情報も載せておきますね！
実物を見たいだけって方でも大歓迎ですので、トレファクスポーツ幕張店まで遊びに来てください！

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メーカー：OPTIMUS(オプティマス)
アイテム：ガソリンシングルバーナー
モデル：No.8
年代：推定1950年代後半
状態：動作確認済・塗装ハガレ有
詳細：パテペンNo.入り・2ndモデル
当店販売価格：44,800円+税
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こちらのNo.8の動作画像はこちらです。
70年前ですよ・・・すごいですね。昔の人って・・・笑

Coleman(コールマン)をはじめ、Optimus(オプティマス)、Vapalux(ヴェイパラックス)、Tilley(ティリー)、Radius(ラディウス)といったヴィンテージアイテムの買取もしております！
シーズンズランタンなどの限定アイテムも買取強化していますので、買い替え・ご不要になったアイテムがございましたら、是非一度トレファクスポーツ幕張店にお持ち込みください！

以上、店長でした！
次回もお楽しみに！