投稿日:2024.01.23 | 最終更新日:2024.03.26
ゴルフを始めてそろそろコースデビューしようと思っている方、昔やっていたけどまた再開しようと思っている方向け!
昔とは違う“今”のゴルフウェア事情と、人気のスタイルをまとめました。
何をするにも、『見た目』はとても大事!
いよいよコースデビューを考えている方は、ゴルフウェア選びを気にし始める頃ではないでしょうか?
ゴルフの腕前はこれから練習するとしても、ゴルフウェア選びのセンスは初心者でも、上級者でも関係ありません!
どうせなら、失敗のないカッコいいゴルフウェア、可愛いゴルフウェアを着てテンションを上げていきたいですよね?
“今”のゴルフウェアは昔と違って、とってもカジュアル!
昔はマナー違反とされていたような服装でも、今ではプロでも着用するほど様々なスタイルが通常のファッションを楽しむのと同じように浸透しています。
『こんな服装でも大丈夫なんだ!?』とゴルフウェア選びの参考にして頂ければ幸いです!
ゴルフ小物については『ゴルフのおしゃれは、小物で差を付ける!ゴルフウェアの次は“ゴルフ小物”にも目を向けよう!』こちらをご覧ください!
まずは基本のゴルフウェアを確認
昔と違って、だいぶカジュアルになったとは言え、紳士淑女のスポーツである事に変わりありません。
ゴルフ場には、ドレスコードと言って最低限の服装マナーが存在します。
ドレスコードは各ゴルフ場によりドレスコードが緩い所から、今現在でも昔と同じように厳格なルールが設けられているゴルフ場もあるので、訪れるゴルフ場のHPは必ず確認するようにしましょう。
そうしないと注意されるだけでなく、一緒に回る仲間にも迷惑が掛かります。
いくら服装がカジュアル化したとは言え、他のプレイヤーから白い目で見られないよう訪れるゴルフ場のルールに沿ったゴルフウェアをチョイスするようにする事が大前提となります。
トップスは襟付きが基本です
男女問わず、間違いのないトップス選びは襟付き・袖付きの物を選べば問題ありません。
原則Tシャツやタンクトップでのプレーは禁止ですが、一部ゴルフウェアメーカーから、ゴルフウェアとしてのTシャツが販売されていたりします。
それらはただのTシャツではなく、『モックネック』と分類されるハイネックシャツであり、近年着用者が増えているアイテムです。※モックネックに関しては後程後述します。
しかし、どのゴルフ場でも問題のない無難なスタイルは現在でも襟付きのシャツ・ポロシャツなので、着回し重視であればそれらを選ぶ事が無難です。
ボトムスの基本は長ズボン。女性はスカート・ショートパンツもOK
基本はロングパンツを着用しますが、デニムやカーゴパンツなどのラフすぎるパンツはNGです。
女性も基本的にはロングパンツで問題ありませんが、スカートやショートパンツを使用する事も可能です。
男性の場合も、夏場ではハーフパンツやショートパンツの使用が可能なドレスコードが緩いゴルフ場もありますが、ハーフパンツを履く場合はハイソックスを合わせて履くなどのルールがあったりと、やはりゴルフ場によって違いがありますので、事前確認は必須です。
シューズは『ソフトスパイク』or『スパイクレス』
昔は金属のピンが靴底に付いたゴルフシューズが当たり前でしたが、芝生を傷めるという理由により、現在は『ソフトスパイク』もしくは『スパイクレス』のタイプが主流となります。
サンダル、スニーカー、ヒール、ブーツなどでのプレーは禁止です。必ずゴルフシューズを履くようにしましょう。
『ソフトスパイク』
金属ではなく、樹脂製のピン(スパイク)を装備したゴルフシューズで、スパイクレスシューズに比べ、グリップ力が高い為、不整地でのショットや、滑りやすい環境などでの安定感を得たい場合、有利になります。
ピンは消耗品なので摩耗した際は、メンテナンスやピンの交換が必要になります。
『スパイクレス』
名前の通り、靴底にピン(スパイク)を装備していない代わりに、通常のシューズのようなソールを装備しているゴルフシューズです。
ピンを装備していないので、グリップ力の面では大きく劣りますが、ゴルフ場までの道中でも履けますし、打ちっぱなしの練習場にも履いていけます。スパイクレスシューズ一足で幅広い場面で使えるのが大きなメリットです。
帽子着用は義務ではないが、被る事は推奨されている
帽子ですが、ドレスコードはなく、着用の義務も基本はありません。
しかし、打球から頭部を守る事や、夏季シーズンでの熱射病対策、防寒の為などを理由に、帽子の着用を推奨しているゴルフ場がほとんどです。
また、キャップでもサンバイザーでも、ニット帽でも帽子に細かな規定はありませんので、せっかくならお気に入りの帽子を被ってプレーしてみましょう!
ただし、ゴルフ場のレストランなどクラブハウス内の使用時には脱帽がルールとなっている事が多いので、ゴルフ場のルールに従うようにして下さい。
プレー中のウェアだけでなく、ゴルフ場への行き帰りの服装にも注意が必要
プレー中のドレスコードを守っていれば、OFF時はどんな格好でも良いのか?というとそうではありません。
ゴルフ場へ足を運ぶ際にも、しっかりとドレスコードは存在しますので、ジャージや普段着でクラブハウスを訪れないよう気を付けて下さい!
これも訪れるゴルフ場によって異なりますが、どんなゴルフ場でも間違いないのは、襟付きのトップスにジャケットを羽織るスタイルであれば大丈夫です。
パンツはスラックスやチノパン、足元は革靴かワントーンのシューズを選べば王道のスタイルです。
セミフォーマルな服装を意識して頂ければ、恥ずかしい思いをすることはありません。
紳士淑女のスポーツと表現されるだけあり、他のスポーツと異なり社交場としてのマナーは未だ根強くあります。
背筋を伸ばしたくなる、普段は味わえないそんな雰囲気も含めて、ゴルフをやっているな~という気分を楽しんで欲しいと思います。
カジュアル化が進むゴルフウェアで人気のアイテム
基本的なゴルフウェアについて理解が深まったところで、次はいよいよカジュアル化の最先端であるトレンド状況を見ていきたいと思います。
ゴルフウェアの基本でも触れているように、これからご紹介するアイテムは、ゴルフ場によってはドレスコードで許可されていない可能性がありますので、着用に関しては訪問されるゴルフ場のHPや直接お問い合わせください。
モックネック
トップスの基本であった襟付きシャツを上回る人気ぶりで、新しいゴルフウェアトップスのスタンダードとも呼べるようになったモックネック。
一見、Tシャツのように見えますが、タートルネックよりも短いハイネック仕様となっています。
襟付きのシャツよりも、リラックス感があり、伸縮性や速乾性の生地を使用している物を選べば着心地は更に◎
シャツよりもカジュアルダウンしますが、ハイネック部分が防寒や日焼け防止にも役に役に立つという理由なども、モックネックの人気に拍車をかけました。
プロ選手でも多くの方が、モックネックでプレーしており、ゴルフウェアメーカーも多くのモックネック製品の新作を発売しています。
スウェット
スウェットと聞くと、休日の部屋着などをイメージするかと思いますが、昨今のゴルフウェアではスウェットの人気が上昇中です。
ただし、スウェットと言っても体にフィットして動きやすいデザインのスウェットが推奨になりますので、ザ・スウェットのようなダボッとしたスウェットでのプレーはNGです。
スウェットのメリットとしては、伸縮性のある生地を使用している為、スウィングやしゃがんだりとプレー自体の動きやすさが向上する点にも注目したいところです。
『スウェットトップス』
襟付きのスウェットをオールインワンで着用したり、スウェットの下に襟付きのシャツをレイヤードするスタイルで、清潔感や品の良さを表現するようにコーディネイトする点がポイント。
『スウェットパンツ』
ダボっとしたルーズシルエットはご法度!
タイトシルエットのジョガーパンツや、スキニーパンツスタイルが人気のスウェットパンツです。
見た目のスッキリ感からお洒落度も高いですが、動きやすさの面も人気の理由となっています。
パーカー
先ほどのスウェットにも似ていますが、よりカジュアル感が強いパーカーもここ2~3年で人気が高まっているスタイルです。
通常のタイプから、ジップアップタイプ、ハーフジップタイプと、ぱっと見は通常のカジュアルウェアと何ら変わりがない為、ゴルフウェアとしてだけでなく、街着としてなど多くの場面で使用出来る万能さも人気の理由となっています。
またここで刺すパーカーとは、スウェット時の物だけでなく、アウター類(マウンテンパーカー、フリースなど)も含まれていますので、パーカー=フード付きという解釈になると思います。
品格を保つようなゴルフ場では流石にNGですが、通常のカジュアル向きなゴルフ場であれば着用OKな所はずっと増えています。
また、コーディネート時はインナーにはスウェット同様、襟付きのシャツをレイヤードすると、バランスが良くなるのでお勧めです。
ゴルフウェアのカジュアル化は、若年層プレーヤー増加の後押しに
いかがでしたか?
昨今のゴルフウェアの変化をご案内しましたが、厳格なルールがあり、閉鎖的な雰囲気を持っていたイメージからは、誰でも始めやすいスポーツへと印象が変わったと思いませんか?
ゴルフウェアがカジュア化しているという話題が先行していますが、ゴルフの基本的なプレイに関するルール改定が行われ、ルールを簡素化する事で、新規にゴルフを楽しめるよう配慮された点も、ゴルフウェアのカジュアル化を推し進めている要因でもあります。
要は、ゴルフの競技者人口減少を食い止める為、若年層をターゲットに『ルールの簡素化』+『ファッション要素の高いゴルフウェア』で今までのゴルフイメージを払拭し、プレーヤーの新規参入の垣根を下げる事で、ゴルフメーカーの生き残りを賭けた働きかけもあったようです。
しかし、全てのゴルファーがゴルフウェアのカジュアル化を受け入れている訳ではなく、紳士淑女のスポーツという伝統を重んじる層が一定数いる事も忘れてはいけません。
伝統を守るべきか…ゴルフ業界の存命か…。
ゴルフ業界だけでなく上記のような問題は、様々な分野でも起き、議論の絶えない事かと思います。
表現の自由、考え方の自由、性別の自由など、ここ数年間だけでも『多様性』を認める文化が急加速で進んできましたが、新しい文化だけが全て正しいとも言えませんよね。
『今』と『昔』それぞれの良いところをバランス良く取り入れる事が大事なんだと思いますが、ゴルフウェアのカジュアル化は、そんな新旧がマーブル模様を描き始めたタイミングで起きている現象かな?と真面目に考えてみた次第です!
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