投稿日:2020.04.07 | 最終更新日:2020.04.10
初めてのテント購入に後悔しないための徹底解説!!
はじめてのテント購入!ワクワクする時間ですが、
種類が多くてどう選べばいいか分からない!
実際にこういうお客様すごく多いです。
そこで今回は、テントの基本的な知識を交えつつ、テントの選び方を徹底解説します。
テントの基礎知識をおさらい
①まずはテントの基本構造を理解!
テントは、上の画像のようにフレーム(ポール)とテント本体、外側の幕になるフライシートで構成されます。
後述するテントのタイプによって、多少違いはありますが、これらがテントを構成する3つの主なパーツとなります。
②テントの役割
実はテントで過ごす時間は寝る時間くらいで、テントが活躍する場面はあまり多くありません。
何を重視するかというのは人によって違いますが、具体的に使用するシーンを想像して選ぶことは大事なことです。
基本的には『快適に就寝すること』が、テントの役割の大部分になりますが、
それ以外には、着替えなどの身支度や悪天候時の避難スペースなどがテントが活躍する場面となります。
③どのサイズを選べばいいの?!
テントを選ぶ際に、最も重要な点は、「何人で使うか。」という点です。
特に4人家族や5人家族で利用される場合は、それに対応したサイズのものを使用する必要があります。
大人一人が就寝するスペースは幅60センチと定義されていますので、
4人で利用する場合は荷物スペースを考慮して270cm四方サイズが、一般的な4人用テントの基準となっています。
大人2人と小学生くらいの子供2人で使用して十分なスペースが確保できます。
就寝スペースのイメージが付いたら次は、テントのタイプを選択していきましょう。
というのも、テントのタイプによって、見た目と居住性、設営のしやすさなどが大きく変わってくるからです。
テントをタイプ別に徹底解説!
一般的なファミリーテントのタイプは大きく分けて4つあります。
- ドーム型テント
- ティピー型テント
- 2ルームテント
- トンネル型テント
この他にもロッジ型テントなどがあります。
●ドーム型テント
ドーム型テントは最もベーシックなテントです。
なのでテント周辺アイテムもドーム型テントを想定しているアイテムが多く、装備を揃えやすいのも大きなメリットの一つです。
ドーム型で天井が高いタイプの場合、居住空間を広く取ることができ、快適性が高くなります。
反面、天井の高いタイプは設営の際に少々力がいる場合があり、一人での設営が難しいというのが弱点の一つです。
●ティピー型テント
最近、人気が急上昇しているタイプのテントです。
見た目が三角のトンガリで、オシャレなイメージがあります。
また、1本のポールだけで設営するものがほとんどで、ドームテントなどと比較すると設営は容易です。
ティピー型テントの弱点としては、テントの構造上、ど真ん中に柱となるポールがあるため、高さの割に居住性が確保しにくいという点です。
また床面の外周に当たる部分は、極端に天井が低くなりがちで、こちらも居住性に難があります。
●2ルーム型テント
キャンプをする場合、テント以外にもリビングダイニングの役割を果たすタープを設置することが通常です。
2ルーム型テントは、ドーム型テントにこのタープの機能をテントにセットしているタイプとなります。
当然、他のテントと比較しても、重量があり、部品が数多くなって設営の難易度もあがります。
ですが、設営に慣れてしまえば、テントの設営のあとにタープを建てる必要がないため、意外と初心者向きのテントであるといえます。
●トンネル型テント
トンネルのような形をしているテントで、近年人気が上昇しています。
部品の数が少ないため、設営がしやすいのが特徴です。
加えて天井が高く、居住空間が 広いので人気があるのもうなづけます。
デメリットは、自立しないため、設営をするのに若干のコツがいることくらいでしょうか。
また2ルーム全般に言えることですが、混雑したフリーサイトなどでは場所の確保が少し難しいかもしれません。
編集者オススメのビギナー向けテント!
では、何を選べばいいの?ということですが、以下の視点で選ぶのが良いかなと思います。
- 見た目の好み
- 設営のしやすさ
- 利用人数に適した大きさ
他にも重量なども考慮に入れたほうがいいです。
上記視点から編集者が選んだビギナーオススメのテントはこちらです。
Snow Peak(スノーピーク)から出ているエントリー向けトンネル型テント、ヴォールトです。
おすすめの理由としては以下となります。
- Snow Peakらしい美しいシルエット
- 設営がしやすく快適な2ルームテント
- 家族4人に丁度いいサイズ
- 2ルームながら7.9kgと軽量
- 高品質なスノーピーク製品なのにリーズナブルな価格
見た目の部分は個人個人の好みにもよると思いますが、その他の部分でも文句なくおすすめできるテントです。
検討点を一つ上げるとすれば、トンネル型の特徴である高さが150cmとやや低いことくらいでしょうか。
ヴォールトについて詳しく知りたいと思った方は、当店のスタッフが設営、解説している記事がありますのでこちらをご確認ください。
簡単設営なのに快適性も十分!snowpeak(スノーピーク)のヴォールトをご紹介!(トレファクスポーツ三芳店)
いかがでしたでしょうか。
テントを選ぶ際には、他にも、換気性がどうかとか冬に使えるかとか色々ありますが、細かい点はまたの機会に説明したいと思います。
テント選びは色々悩みがつきませんが、選ぶことも楽しみの一つですよね。
最後に一つアドバイスさせていただくとしたら、初めてのテントは、あまり費用を掛けすぎないこと、です。
キャンプに慣れていくうちに、キャンプのスタイルも決まってくると思います。
ある程度知識がついてきたらじっくりと選んでみるというのが良いと思います。