投稿日:2020.05.08
今更ですが、個人的にメスティン調理にハマっております。
新発見とは書いていますが、既出というか私が知らなかっただけでもはや常識なのかもしれません。
ただ個人的には新発見で、すごく感動したので記事にしてみました。
ただ、一つ注意点が。今回使用しているラージメスティンですが、Trangia(トランギア)社のものではなく、Milicampという会社の製品となります。
大きくは変わりませんが若干サイズが異なるようですのでご注意を。
メスティンにJUSTフィット!早速そのボトルをご紹介!
すでに既出だと思いますし、何なら「それは常識」と言われるかもしれませんのでもったいぶらず紹介します。
最初の画像で分かる方も多いと思いますが…
いいちこ(などの)焼酎ミニボトルがジャストフィット!
そう、コンビニなどに置いてある焼酎のミニボトルがラージメスティンに横向きできっちり収まる感じです。
ただ、銘柄によって若干サイズが違うようで、上の写真だと左の「かのか」などは若干高さがありそうで、研究の余地ありです。
今回は「いいちこ」のミニボトル200mlを使用しています。
200mlというのがポイントです。
サイズがジャストサイズだけでなく、このボトル自体が200mlということなのでいろいろなことに利用できます。
例えば、お米1合を炊飯する場合はお水をちょうど1本分持っていけばいいということになります。
水が現地で調達できるなら、米を1本分入れて持っていき、お水を1本分測ればちょうど約1合分の炊飯ができます。
また、もともと焼酎をいれる容器ですので水が漏れにくい構造になっています。
3回ほど水を入れて持ち歩いてみましたが水漏れなどはありませんでした。
ただ元々は使い捨てのボトルですので過度な期待はしないようにしましょう。
今回はメスティンパスタにチャレンジ
今回はこれを利用してパスタを作ってみました。
液体が持ち歩けるという最大の利点を生かして(多少強引ですが)、カルボナーラを作ってみたいと思います。
【材料】
・パスタ1.6mm:150g(バリラNo.4 7分ゆで)
※半分に折っています
・水:200cc(焼酎ボトル1本分)
・牛乳:150cc(焼酎ボトル3/4本分)
・塩:小さじ1/4 [1.5g] (ボトルに入れた水に溶かしておく)
・粉チーズ:大さじ1(牛乳と一緒にボトルに入れる)
・オリーブオイル:大さじ1(牛乳と一緒にボトルに入れる)
・おろしにんにく:小さじ1(牛乳と一緒にボトルに入れる)
・ベーコン:50g(1cm幅に切っておく)
・レトルトチーズソース:1人前(黒胡椒つき)
・全卵:1個
早速作っていきましょう!
ベーコンを弱火で炒めていきます。油は引かなくても大丈夫です。
上の画像ぐらいに炒めたら、水と牛乳のボトルの中身をすべて入れます。
沸騰するまでチーズソースをメスティンの上に乗せて温めておきます。
沸騰したら、パスタを入れます。
2分ほど経ったら、時々フタを開けてパスタがくっつかないようにかき混ぜます。
6分半ほどでフタを開けて一度火を止めます。
この時点では、パスタがかなり固いと感じると思いますが、もう少し時間がかかるので問題ありません。
ここからが勝負の分かれ目!弱火をキープが最大のポイント
火を止めたら、チーズソースを入れ、更に卵を割り入れ、よく混ぜます。
全卵なので少し水っぽくなりますがここから火入れをするので問題ありません。
ごく弱火にして、特にメスティンの縁を意識的にかき混ぜていきます。
ポイントは急がず、弱火を保ってよくかき混ぜることです。
火を入れすぎるとダマダマになり、失敗となります。
かといって、火入れが足りないとシャバシャバで物足りない味になります。
写真では分かりづらいのですが、こんな感じでソースがトロッとして麺に絡みつき、湯気が出て温まったのがわかれば火を止めて完了です。
湯気が出ると急速に固まりだすのでご注意を。
時間にして2分位を目安にしてください。
完成です!
こんな道具もあると便利
アウトドア用のカトラリーセット。
こちらはトレファクスポーツでもおなじみのUJackというメーカーのものです。
今回の撮影もこちらを使用しています。
お求めやすい価格ですが、クオリティが高く、私もいつもバッグに入れて持ち歩いています。
いかがでしたでしょうか?
パッキングがうまくいくといろいろなことにチャレンジしたくなりますね。
カルボナーラは失敗も多いですが、上手にできたときはびっくりするくらい美味しいですので是非挑戦してみてください。
今回はあえて難し目なカルボナーラでしたが、ミートソースならレトルトソースを掛けるだけなのでもっと簡単です。こちらも是非やってみてください。茹でるときに塩少々とバターを10gほど入れるのがポイントです!