知らなきゃ損な登山ガレージブランドの魅力

投稿日:2024.05.31

「ガレージブランド」

この言葉をここ数年で良く耳にするようになりましたが、皆さんは「ガレージブランド」なるものをご存じでしょうか?

「好きで実際に使っている!」
「聞いたことはあるけど、実際にどんなブランドの事を指すのか分からない。。。」
「そもそもガレージブランドってなに?」

皆さんの中にもそれぞれガレージブランドへの印象があると思いますが、今回はそんなガレージブランドについてフォーカスを当てて、その魅力をお伝えしたいと思います。

目次

そもそもガレージブランドって?

実際にガレージブランドの魅力をお伝えする前に「ガレージブランド」自体を簡単に説明していきましょう。

「ガレージブランド」とは小規模ながら高品質でオリジナリティー溢れるアイテムを製作するブランドのことを指します。


各業界ごとのメジャーブランドとは異なり、こだわり抜いた素材の選定や構成、デザインなどプロダクト製作において自身の経験や考えを反映させたモノ作りを行っている為、その確かな品質から一部のユーザーに熱い支持を得ているんです。

キャンプ業界で知られるガレージブランドと登山ガレージブランド

ガレージブランドという言葉がここ数年で世の中に浸透してきたのは、やはりキャンプ業界での影響が大きいでしょう。


数年前に訪れた空前のキャンプブームを経て、市場規模は大きく膨らみキャンプ業界は併せて大きく成長しました。実際に皆さんの中にもそのタイミングでキャンプを始められた方もいらっしゃるのではないでしょうか?

そんなキャンプブームの中でも注目を特段浴びていたのが、ガレージブランドという存在。


ユーザーが多数いることで発生する「人と被りたくない」というキャンパーの性とも言えるこの感情を独創的なデザイン性と高い品質で満たしてくれたのがガレージブランドだったわけなんです。

瞬く間にその注目の的となったガレージブランドは今でもキャンプ業界の最先端として多くのユーザーに支持され続けています。

しかしながらガレージブランドが存在するのは、もちろんキャンプ業界だけではありません。


登山業界にもガレージブランドは存在し、現在でも一部のユーザーに高い支持を得ているブランドが多数あります。キャンプ業界と比較すると世間に知られている規模は小さいかもしれませんが、そこには確かな実力と魅力があるんです。


話が若干遠回りをしてしまいましたが、本ブログでは当社でも語られることの少なかった登山業界でのガレージブランドについて特徴とその魅力を皆さんにお伝えしていきたいと思います。

登山ガレージブランドならではの特徴と魅力

ここまではガレージブランドの定義とその言葉が世間にどう伝わって来たのかをお話ししてきましたが、ここからはズバリ登山ガレージブランドの一番の特徴と魅力をお伝えしたいと思います。

結論から先に言うと登山ガレージブランドの一番の特徴はある種の「専門的要素」を突き詰め、こだわりを持って製作しているという点です。

基本的にメジャーブランドが展開する製品の多くは使いやすさやフィッティング、汎用性の高い機能など「登山を行う人」全てをターゲットにプロダクトを製作しています。


一方で登山ガレージブランドでは登山を行う上でこだわりを持ったユーザーを支える為のコアな製品を展開している為、メジャーブランドとは異なりいわゆる”万人受け”するプロダクトではないことがほとんどです。


だからこそギアのこだわりを持てば持つほどブランドがプロダクトに込めた機能性や利便性、コンセプトなどに共感し、更に支持をしたくなるという連鎖沼にハマっていくわけなんです。

バックパックを製作するガレージブランドでは使用する素材としてダイニーマやX-PACなどUL化に特化した素材を採用し、併せて余計なパーツやアクセサリーを排除したシンプルな構造にして極限まで軽量化を図ることで40Lの容量を持つバックパックでありながら1000gを下回る軽量性を実現したり、はたまた登山着を展開するブランドではウェアとしての機能性やポケットの位置などの細かい配置、男女関係なく使用出来るようにと考え抜かれたデザイン性などこだわり抜いたプロダクトが日々開発されています。


ガレージブランドの存在は自身のこだわりを支え、サポートしてくれる共にこれからの登山にまた新しい楽しみ方をもたらしてくれるかもしれませんよ。

登山系ガレージブランドで押さえておきたいブランド3選

ここでは上記でご紹介した登山系ガレージブランドの中でも押さえておきたいおススメブランドを3選ご紹介したいと思います。

●山と道(やまとみち)

当社でも買取実績が一番多い登山系ガレージブランド。


2011年に誕生して以来、登山業界の中でもUL(ウルトラライト)系アイテムに特価したプロダクトを製作しているブランド。

代表的なバックパックやハイキングショーツ、ハイカーキャップなどベストセラー品は数知れず。
登山ガレージメーカー好きなら間違いなく1つは持っている人気ブランドです。

●RawLow Mountain Works(ロウロウマウンテンワークス)

20年以上バッグデザイナーとして活躍してきた2名のデザイナーが立ち上げた登山系ガレージブランド。


バックパックを中心に機能性とデザイン性を兼ね備えたプロダクトを製作しています。
山ガールを皮切りにデザイン性に重きを置いたモデルを製作するなどオシャレ登山として老若男女に支持されるブランドです。

●HYPERLITE MOUNTAIN GEAR(ハイパーライトマウンテンギア)

2010年創業とガレージブランドとしては老舗の部類に入るハイパーライトマウンテンギア。


耐久性や防水性として高い品質を誇るキューベンファイバー(DCF)をいち早く採用したバックパックを製作しており、その品質はハイカー達のお墨付き。UL系ギアを知るなら外せないブランドの1つです。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

今回はなかなか当社では語られる事の少なかった登山系ガレージブランドについてお話をさせてもらいました。

メジャーブランドとはどういう部分が異なるのかを改めて認識すると共に、ガレージブランド自体の存在を知らなかった方も既にガレージブランドを使っている方もこのブログをご覧いただいて少しでも登山系ガレージブランドについて興味が沸くきっかけになっていれば幸いです。

トレファクスポーツアウトドアでは今回ご紹介した登山ガレージブランドの買取を強化しています!
1点から査定させていただきますので、ご不要な物がございましたらぜひお持ち込み下さいませ。