トレファクスポーツアウトドア三芳店

フィンランド伝統のナイフ『Kauhavan Puukko Paja(カウハバンプーッコパヤ)』の魅力

2021.06.15

どうも、孤高の登山好きです。

今日はトレファクスポーツ三芳店と岩槻店でナイフの入荷がありましたのでご紹介をさせて頂きます。



ナイフってどれを選べばいいの?


昨今のキャンプブームでアウトドアナイフを購入検討されている方は多いかと思いますが、
ナイフと一言に言っても多くのブランドや形状があり、どれを買ったら良いのか?よく分からない
かと思います。

大きく分けるとナイフは『タイプ』と『素材』で何に向いているナイフなのか?が分かりますので、
自分が使用する方向性にあったナイフを選ぶことが重要です。

タイプとしては…


キャンプ用品のナイフ
①シースナイフ

ナイフが折りたためず、シース(鞘)でブレードを収めて持ち運ぶタイプのナイフです。
折り畳む機能がない分、堅牢に出来ているのでアウトドアナイフとして万能な物をお探しなら
シースナイフ一択です。


ナイフのブッシュクラフト
②フォールディングナイフ

ブレードがハンドルに収まりコンパクトに持ち運べるナイフです。
その分強度が劣る為、バトニングなど固い物を切ったりする事が苦手です。


ブッシュクラフトの野営
③マルチツール

プライヤーなどの便利機能が1つになったマルチツールにもナイフが装備されている
事がありますが、フォールディングナイフ同様強度がないため、本格的な使用ではなく
​緊急時に使えるナイフといった具合です。


次に素材ですが…

①ステンレス

サビに強いステンレスを使用したブレードで、誰でも扱いやすい素材です。
デメリットとしては比べてしまうと切れ味は劣ります。
まずはステンレスブレードを使いこなす事を目標にしたいところです。

②カーボンスチール

切れ味、研ぎ易さ共に優れた素材ですが、錆びやすい点があります。
メンテナンスをしっかり行い、育てていく感じがするのはカーボン素材かなと思います。
しっかり研がれたカーボンナイフは抜群の切れ味です。

他にも配合金属の違いで種類がありますが、大きく分けると素材はこの2種で分ける事が出来ます。

本格的にナイフでバトニングやフェザースティック、調理まで万能にこなせる相棒的ナイフをお探しなら
シースナイフ、調理時など食材を切る事を目的にする程度ならフォールディングナイフ、何かあった時
だけ使いたい場合はマルチツールと、使用目的にあったナイフを選ぶと失敗がありません。


ざっとですがナイフの種類をご案内しました。他にもブレードの構造など、細かく種類が分かれて
いきますのでそのご案内はまた次回!



アウトドア用品のキャンプ用品
フィンランド伝統のプーッコ(ナイフ)

今回はアウトドアナイフとして本格的に使えるフィンランド伝統ナイフである
『Kauhavan Puukko Paja(カウハバンプーッコパヤ)』​をご紹介したいと思います。

なんて下を噛みそうな名前なんでしょうか?w

カウハバンとはフィンランドの地名で、プーッコとはナイフの意味。
カウハバのナイフ職人という意味を持つブランドで、レザーのシースにウッドハンドルのボディが
特徴的なナイフです。

フィンランドはブッシュクラフトの聖地とも呼ばれ、自然の中で生きていく術・知恵を身に着ける
事をなんと義務教育に取り入れている程、フィンランド国民にとっては馴染みの深い事なのです。

ブッシュクラフトって単語で聞くと、野山で何かを作るイメージですが、それは生きていくために
自然の恵みを最大限に活かす事でもある訳です。

キャンプや登山など同じアウトドアアクティビティでも、ブッシュクラフトは遊ぶためではなく、
『生きていくため』と解釈すると分かりやすくなると思います。

『ナイフ1本あれば生きていける』とサバイバルの本に書かれているような事も昔の人は当たり前の
ように行っていた事であり、現代では考えられない事ばかりです。

便利な世の中だからこそ、普段の当たり前に感謝出来る機会はとても少ないです。
あえて不自由な世界に自ら身を置き、先人の知恵を得る事で『生かされている』喜びを味わうと
何気ない日常がまったく違った世界に見えてくるでしょう!


大きく分けると鍛造型・量産型の2種

カウハバンのナイフは、ブレードの種類で価格が異なります。

職人が1つ1つハンドメイドで鍛えた鍛造ブレードと、量産型のスタンダードモデルがあり
予算に合わせて選択する事が可能です。


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鍛造モデルは切れ味、堅牢さ、味わいなど特別なナイフとして所有欲を満たしてくれる一生もの
になるナイフですが、価格は高価になります。


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一方、ブレードは量産型ですが雰囲気、切れ味など一般的なナイフ以上の仕上がりでお手頃な価格
なスタンダードモデルはナイフ入門として最適です。

ハンドルやシースは共に職人が1つ1つ丁寧に仕上げているため、ブレードの違いだけになります。

プラスチックやゴムなどのハンドルやシースだと、使用していく度に深さを増す『味』は出ません。

ブレードを育て、ウッドハンドル・シースは共に艶を増し、まさに相棒と呼べる存在に仕上がっていく
過程までも楽しめる、そんなナイフがカウハバンのナイフなのです。


オススメ3種のご紹介

では三芳店、岩槻店で扱っているカウハバンの一部よりおススメの3種のご紹介です。


野営
■VISA(ヴェサ) ナチュラル #104

■サイズ:全長/192mm
               刃幅/18mm
               刃厚/3mm
               刃渡り/85mm

■重量:68g(シース含まず)
■素材:ブレード材/炭素鋼(炭素0.8%含有)
            ハンドル材/カーリーバーチ
■製造:中国
■店頭販売価格:
9,064円(税込)

こちらは量産ブレードのエントリーモデル。カーボンスチール性で切れ味も◎
カウハバンナイフのファーストナイフとしておススメです。ギフトとしても喜ばれるはずです。
焚き付け、工作、調理までオールラウンドに使えるタイプです。



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■ポロンソルヴィ/ヴィサ ブラウン #607

■サイズ:全長/222mm

               刃幅/20mm
               刃厚/3mm
               刃渡り/105mm

■重量:113g(シース含まず)
■素材:ブレード材/炭素鋼(炭素0.8%含有)
            ハンドル材/カーリーバーチ・トナカイ角
■製造:フィンランド
■店頭販売価格:
19,030円(税込)


職人がブレード、シース、ハンドル全てに手を掛けた鍛造モデル。
ハンドルはバーチ材とトナカイの角が装飾され、民族的な雰囲気がより
表現されたナイフです。ハンドメイド特有の温もりが味わい深い1降り。
多目的用の万能ナイフ(バトニングは出来ますが叩き過ぎは注意です)



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■ヴァエイラプヴィサ ブラウン #502

■サイズ:全長/195mm

               刃幅/22mm
               刃厚/3mm
               刃渡り/80mm

■重量:94g(シース含まず)
■素材:ブレード材/炭素鋼(炭素0.8%含有)
            ハンドル材/カーリーバーチ
■製造:フィンランド
■店頭販売価格:
20,350円(税込)



こちらも職人が仕上げた鍛造ブレードが使用されたナイフです。
502のブレード形状は小型の鳥獣類を解体するのに向いたケーパーポイントとなっています。



アウトドア用品のキャンプ用品
ブッシュクラフト、野営がお好きな方は、是非ナイフにも拘って下さい。

自然に感謝し、自然の恵みを貰い、自然の中で生きていく。

あなたはナイフ1本で生きていけますか?
本当のアウトドアを実践し、より自然の中に身を置いてみて下さい。


そのお供には是非、カウハバンのプーッコと一緒に!






 

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