トレファクスポーツアウトドア三芳店

モステントの不朽の名作「スターゲイザー=星を観察する者」

2021.11.19

どもどもこんにちは、YUGABOです。


昨今、ランタンやバーナーを始めビンテージアイテムに注目が集まってきていますよね。
特にビンテージランタンへの世間の注目は凄まじく、当店でも特に人気のアイテムの内の1つです。

そんなビンテージランタンが脚光を浴びている中、その横でビンテージ幕への関心も高まってきているのを皆さんはご存じでしょうか。
およそ1980年代から一部のアウトドアブランドから製造されていたテントやタープ。
ノースフェイスやマーモット、シエラデザインやMSRなど現在でも名を連ねるアウトドアブランドのビンテージテントやタープがここ数年で一気に注目を集めています。

今回はそんなビンテージ幕の中で知る人ぞ知る伝説のテントブランド「MOSS TENT(モステント)」のテントをご紹介したいと思います。

モステントの歴史


21年11月19日:画像9

ブランド立ち上げ以前から類稀なるセンスと感性で芸術的作品を多く手掛けてきた創業者ビル・モス。そんな彼が1975年にマリリン・モスと共同で「Moss Tent Works」を立ち上げたことがブランドスタートとなります。

「Moss Tent Works」は当時のアメリカのキャンプ業界とは一線を画すデザインや設計のテントを次々と生み出し、瞬く間に全米中に認知されるビッグメーカーとなりました。
その中でもビル・モス本人がデザインしたとされるスターゲイザー、アンコール、オリンピック、アウトランド、スターレット、バラウイング・・・etcは特に人気が高く、現在でも根強いファンが残っているほどです。


ニューヨーク近代美術館通称(MoMA)にもビル・モスが製作したテントが永久寄贈品として展示されるほどその芸術性の高さは世界的に認められるものとなっています。

しかし1994年にビル・モスが亡くなってしまい、このタイミングでモスのテント部門はアメリカのREIという会社に買収されます。
その後2001年にREIからご存じMSRに買収され、ここでモスというブランドのテントは消滅することになります。



21年11月19日:画像10

そんなモステントですが、製造時期に応じて本体に取り付けられるタグや製造場所が異なります。

・カムデン製
・シアトル製
・中国製

大きく分けると3つに分類できるのですが、その中でもカムデン製であれば前期と後期、その他にシアトル製最終型などコレクターの間では更に細かく分類されているようです。


モステントに興味がある方はぜひこういった部分にも着目してみてください。



では前置きが長くなりましたが、早速ビル・モスが手掛けた芸術品をご紹介したいと思います。

「星を観察する者」StarGazer(スターゲイザー)


アウトドア用品のテント

モスのテントの中でも一際、人気が高くブランドを代表するモデルであるスターゲイザー。
その芸術性はビル・モスが直接手掛けただけあって洗練されたフォルムについつい感嘆してしまいます。


テントのMOSS

左右対称に伸びる魚座型フレームが魅せる曲線美はまさに芸術ですよね。
あまりに美しすぎるフレームワークから現在のアウトドアブランドまで影響が波及されており、わたくし自身使用しているテントもかくゆうこの魚座型フレームを採用しています。


MOSSのモス

本体入口には、上述したブランドタグが縫製されています。
今回ご紹介しているスターゲイザーはシアトル製。製造年数までは分かりませんが、おそらく1980年代後半から1990年代までに製造されたものかと思われます。


モスのスターゲイザー

天井部にはスターゲイザー=「星を観察する者」という名に相応しいメッシュウインドウが配備。
スターゲイザーから見える満点の星空はまた違った見え方をするかもしれませんね。


21年11月19日:画像6

ちなみにフライシートを被せた画像がこちらです。
前室をつくることができるので、履物などはこちらに置いておくことが可能です。

スターゲイザー

フライシートを被せると魚座型フレームは見えなくなってしまいますが、凹凸とした特徴的なフォルムは伺うことができます。



実使用を考えるとフライシートを被せて使用するのがセオリーではありますが、モスのテントに関してはカンガルースタイルなどでインナーテント単体でこのフレームワークを目で楽しんでほしいと思います。


気になる状態は?

さて気になる状態ですが、いくつかございますので1つ1つご説明致します。

まず、モステント特有のモス臭がインナーテント・フライシート共にございます。

加水分解という劣化現象によって起こってしまう臭いの為、製造年数を考えると致し方ない部分ではありますが、ある程度覚悟は必要です。(笑)

次に上記同様、劣化に伴いインナーテント・フライシート共にかなりのベタツキがございます。
実際に設営まで行っておりますので、使用に関しては問題ありません。
またインナーテント内部にあたる部分に関してはボトムのベタツキはありません。裏側のみに発生しています。


21年11月19日:画像7

またインナーテント内部のシームテープが浮いてしまっております。
再度圧着させるか、リペアが可能な方は貼りなおしてもいいかもしれません。


21年11月19日:画像8

最後にインナーテント・フライシート共に色移りがかなりございます。
特にフライシートに関しては、ベタツキに伴いかなり赤い色移りが確認できますので、予めご了承ください。



まとめ

アウトドア用品のテント

いかがでしたでしょうか。
モステントの至高の逸品「スターゲイザー」を今回ご紹介させていただきました。
経年に伴う劣化などは散見されますが、この美しいフレームワークが魅せる芸術性が廃ることはありません。
昨今のビンテージ幕へのブームにおいていかれないよう、気になる方はお早めにご検討くださいませ。


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ブランド: MOSS(モス)
モデル:スターゲイザー
製造:シアトル製
程度:C
状態:インナーテント:モス臭・ベタツキ・色移り・シーム浮き・ヨゴレ/フライシート:モス臭・ベタツキ・色移り・ヨゴレ有
付属品:ペグ13本・ペグケース・ポールケース・本体収納ケース
当店販売価格:43,780円(税込)
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