投稿日:2023.10.27 | 最終更新日:2023.11.17
皆さんこんにちは!
トレファクスポーツアウトドアです!
気温も徐々に下がってきて、すっかり秋冬シーズンになりましたね。
キャンプのハイシーズンはやっぱり夏!そんな印象を持っている方も多いかと思いますが、実は気温が下がってきたことで涼しくなり、虫なども出にくいことからキャンプでは秋冬シーズンが最も過ごしやすい季節なんです!
今回はそんな秋冬シーズンに合うテントを一般的なテントと比較しながら、なにが異なるのかをご紹介していきたいと思います!
秋冬シーズンにキャンプを計画されている方、これから秋冬キャンプを始めようとお考えの方はぜひ最後までご覧ください!
秋冬キャンプにオススメなテント
まず初めに秋冬シーズンで使用するのに適したテント形状を3つご紹介します!
ポイントは秋冬シーズンならではの『寒さ』に対して対策がしやすい形状や装備を持っている事です。
それでは早速確認していきましょう!
モノポールテント(ワンポールテント)
名前の通り1本のメインポールを使用して設営を行うテント。
TCやコットンを使用したモデルも多く、その他のテントと比較しても複雑な設営方法は一切なく初心者でも簡単に設営が可能です!
ただ円錐形状の兼ね合いで、床面積は広くても、上に行くほど傾斜がある為、内部の有効面積が小さくなる特徴があります。
空間に余裕を持って使用したい場合は、目安としてメーカーが想定している使用人数からー2~3人したテントを選ぶと圧迫感少なく使用できます。
例えば2人で余裕をもって使用したいと思った場合は、最大使用人数5人用程度のワンポールテントを選べば、ゆったりと使う事ができます。※メーカーによって同じ面積でも想定使用人数が異なる場合があります
2ルームテント
名前の由来は「リビング+寝室」を兼ね備えたテントなので2ルームテント。大型サイズのものが多く、悪天候時や寒い時は内部に籠ってゆっくりすることもできます!
ひと昔前は、『ドームテント+スクリーンタープ』でドッキングさせ、2ルーム化させるスタイルが主流でしたが、それがオールインワンとなった2ルーム型のテントが現在の定番スタイルです。
オールインワンとなったとは言え、フレームの本数が多く、サイズも大きい為、その他のテントと比較すると設営難易度としてはやや高め。
しかし、それ以上に使用勝手が良く、秋冬だけでなく年中使用できるテントとして、ご家族やグループでキャンプをするなら2ルームテントを選べば、まず失敗はないでしょう!
シェルターテント
フロアレス(床面が無し)なテントで、自由にレイアウトができる1ルーム仕様。暖房器具との相性も良く、周りを覆うように壁面がある為、2ルームテント同様内部に籠ることも可能です!
基本的にはインナー部分がない(オプションで別売りのメーカーあり)ので、別途内部に小型のテントをインストールするカンガルースタイルやコット泊がぴったり!自由度の高い中上級者向けの形状です!
2ルームテントも、インナーテントを外してしまえば『シェルター』になりますが、2ルームテントは比較的大型サイズの物が多い為、ソロ~デュオなど少人数の場合シェルターであれば小型のサイズもあるので、選択肢は広がります!
3つのタイプの比較表
上記でご紹介した3つのテントの比較をまとめてみました!
各テント毎にメリット・デメリットがありますので、お選びいただく際にどこのポイントを大事にするのか考えていただきながら、ご自身に合うテント形状をお選び下さい!
秋冬用テントに必要な機能
さて上記ではオススメなテントの形状をご説明していきましたが、ここからは機能性等にフォーカスを当てていきましょう!
冒頭でお伝えした通り、秋冬テントの選び方は『寒さ』への対策がポイントになりますので、それに関連する機能が必要になってきます。
秋冬時期にぴったりなテントには、夏季シーズンで使用するテントにはない機能や素材が使われていることもしばしば!実際にどういった部分が違うのかご説明します!
素材編(TC・コットン)
テントの中には、本体に使われている素材にTC(テクニカルコットン)やコットンが使われているモデルがあります。
※TC素材は、ナイロンとコットンが混合された生地です。
TC/コットン素材は、一般的なナイロン素材より通気性や耐火性、遮光性が高いとされており、一方で防水性や軽量性に関してはナイロン素材より劣ります。
通常、秋冬シーズンは外気温が低いことから、テントの内部と外部での気温差によりテント本体の内壁に結露が発生しやすく、ひどいと天井から水滴が垂れてくる場合もあります。
テント内にいるにも関わらず雨が降ったかのように物を濡らしたりと快適なおこもりキャンプをするには、結露対策の重要度は非常に高いです!
しかし、TCやコットン素材はナイロンと違い通気性があり、テント内の水分子が生地上で凝固せず、生地が吸い取ってしまうので、結露が発生しにくくいのです!
また、ナイロン素材と比べてすぐに燃え広がらない特性もある為、焚き火等での思いがけない失敗も心配する必要はございません!そのため薪ストーブとの相性も良いです。
これらの観点から、秋冬シーズンでのテントにはTCやコットンを使用したテントの方が、快適に使用できる場合が多いとされ人気が高いのです。
機能編(スカート)
気温が下がってくる秋冬の季節だからこそ、できるだけ寒い思いはしたくないですよね。
秋冬シーズンに対応しているテントにはその対策として本体下部に「スカート」が配備されています。
スカートはテントのちょっとした隙間から入ってくる冷気をしっかり遮断してくれる為、寒さ対策としては非常に有用な機能なんです!家でもそうですが、ちょっとした隙間風でぶるっとしますよね?
スカートが無いテントでも、秋冬キャンプが出来ない訳ではありませんが、テント以外の部分で工夫をする必要がある為、スカートのないテントは基本3シーズンしか使えないと思った方が良いと思います。
じゃあスカートがあるテントは反面、風通しが悪くなるから夏には厳しいのでは?と思いやすいですが、夏は夏で虫の侵入を防ぐ役割もあるので、スカート付のテントはオールシーズン使えるテントと言えますね!
機能編(煙突穴)
他にもテントによっては暖房器具の一種である薪ストーブに対応した煙突穴が最初から搭載されたテントも!
通常のテントでは煙突を出す場所が無い為、そもそも使用ができないことが多いですが、煙突穴があればテント内で薪ストーブを使用する事が可能となり、しっかりと暖を取る事ができます。
煙突穴が無いテントでも、煙突を出す穴を自分で開けたり、テントの裾を上に持ち上げ、煙突を外に出す工夫をすれば薪ストーブを使えない事もないですが、テントを破損させるリスクが高く、上級者のみの技と言えます。
トレファクスポーツアウトドアでは秋冬テントが選びやすい!
トレファクスポーツアウトドア各店舗では売場で展開している「モノポールテント」・「2ルームテント」・「シェルター」の3つのテントに対し、「TC/コットン」・「スカート」・「煙突穴」に対応しているモデルには上記のPOPを付けています!
実際に店頭でお選びいただく際はこのように秋冬向けの素材や機能なのかが分かるようになっておりますので、ぜひ秋冬テントをお選びいただく際の基準としてご活用いただければと思います!
ご不明な点がございましたら、お気軽に店舗スタッフへお尋ねください!