投稿日:2022.03.12 | 最終更新日:2024.03.16
トレファクスポーツでは、テントやタープ、チェアやテーブル、クーラーボックスから寝袋までキャンプ用品の販売を行っています。
中古品のため新品に比べリーズナブルで販売しているので、「年に数回しか行かないし、一度やってみて続くか分からないから値段が高い新品で買うにはちょっと・・」という方におすすめです。
今回はトレファクスポーツアウトドアの店舗で販売しているキャンプ用品などを簡単にご紹介したいと思います!!
キャンプを始めるときには何が必要なの?
上記はキャンプを始めるためにあった方がリストですが、今回は「キャンプを始めるときに最低限必要な9つのアイテム」についてご紹介します!
キャンプでの食事に最低限必要な9つのアイテム
- テント
- タープ
- アウトドアチェア
- アウトドアテーブル
- クーラーボックス
- 焚き火台またはBBQグリル
- ガスバーナー
- 食器類
- ランタンとランタンスタンド(ハンガー)
『食器類』というだいぶ大雑把なくくりもしておりますがご容赦いただければと思います。。
とにかく、まずはテント!!
「キャンプ=テント」という位、まずはテントが必要になります。
テントの種類は様々ありますが、初めてテントを購入する際は設営しやすい「ドームテント」がオススメ。
ドームテントは数本のポールを使い、自立するものが多いためテントの設営に慣れないうちはドームテントを使い、設営に慣れてきたらツールームやモノポールテントなど好みのテントに買い替えをオススメします。
また、ドームテントは設営しやすさだけでなく、雨風にもオールマイティーに対応できるもの特徴です。
また、テントは「人数に合わせたサイズ選び」も重要です。
一般的にはこのようなサイズ感でテントを選びますが、荷物を置くなどを考えると余裕を持ってもう一回り大きめでも良いと思います↓
テントの種類や選び方はこちらで解説していますので参考にしてみて下さい(リンク有)→【徹底解説】ファミリーテントの種類と選び方
意外とありがちな急な天候の変化にも対応できるタープ。
「タープって必要?」と聞かれますが、答えは常にYesです。
特に山や夏にキャンプに行かれる場合は、夕立ちなど急な天候の変化に遭遇しがちで、夏の夕立ちだと、だいたい「さあ食べるぞ!」というタイミングで降ってくるのです。
また、ビギナーのかたの接客をしていると運動会とかでよく見かけるワンタッチタープとキャンプ用のタープのどちらが良いか?という質問をよく受けます。
サイズは2~3mが多く、日陰を遮る面積はけして広くない
長く使う場合や宿泊キャンプの場合は、キャンプ用のタープの「オープンタープ」や「スクリーンタープ」のご使用をオススメしています。
ワンタッチタープは設営は簡単ですが、ただでさえ荷物が増えがちなキャンプでは重くかさばるワンタッチタープはあまりおすすめできません。
●オープンタープとスクリーンタープ、どちらがいいのか??問題
オープンタープとスクリーンタープのメリットやデメリット(私見)を比較したものが以下になります。
結局のところ、どちらがいいのか?という結論には至っていませんが、それぞれ特徴があります。
ただ、年間を通じて、どちらが機能的か?と問われれば、スクリーンタープ(シェルター)に軍配が上がるようです。
虫については気にならない、という人もいそうですが、アブが多い場所や季節などは対策をしたほうがいいと思います。
耳元にいきなり「ブーン」とくる感じはいつまで経っても慣れません。
秋口は、結構ハチとか無視できないのも飛んできますので、小さな子どもがいる場合はやはり心配です。
タープの張り方については、下の動画を是非参考にしてください。数分で分かるような内容になっています↓
中古品を扱うトレファクスポーツでは少しでも選びやすいように、テントとタープには推奨の使用人数やシートやポールの状態、付属品などを記載した用紙を付けています。
シートの1~5段階は「1」が大きな劣化あり、「3」が多少の使用感あり、「5」が未使用。の表記です
また、テントやタープの状態を確認したい方はスタッフが確認表の説明やセルフチェックスペースのご案内などいたしますので、お気軽にお声掛けください。
テントアクセサリーや寝袋、マットの選び方はこちらを参考にしてみて下さい(リンク有)→テント周辺アクセサリー編
キャンプ以外でも大活躍!アウトドアチェア
特段、解説することもありませんが、当然人数分のイスが必要です。
結構重要度の高いアイテムで、それだけにアウトドアメーカーからも様々なイスが出ていますので、選ぶのに迷いに迷うアイテムでもあります。
今回は、いまや主流となったロースタイルに合わせて、座面の位置が低いタイプのものを前提に書いています。
アウトドアチェアを選ぶポイントは以下のとおりです。
- 座り心地(安定性)
- 組み立ての容易さ
- 軽さ、仕舞寸法
- デザイン、価格
座り心地は、とにかく買う前に座ってみることにつきます。
組み立ての容易さは結構重要なポイントです。
人数分ありますので、面倒な組み立てだとそれを人数分繰り返すことになります。
また、かさばるものだと人数分の数 だけラゲッジスペースを専有してしまいます。
当然、デザインを含めて、全て完璧!というものには出会わないかもしれません。
どこかで妥協が必要になります。
個人的には、価格面と組み立てが簡単なチェアがオススメです。
高機能なアウトドアチェアは1~2万円するものが多いですが、人数分揃えるとなると結構な出費になるのでまずは2,000~5,000円など比較的安いアイテムをためしてみるのをオススメします。
こちらも重要度の高いアイテム。アウトドアテーブル
テーブルもロースタイルを前提に書いていきます。
テーブルを選ぶポイントとしては、とにかく天板が大きめのものをチョイスするということです。
イスと違って人数分用意しなくていいので、多少の仕舞寸法の大きさは許容できます。
キャンプのメインイベントが食事である場合は、得てしてあれもこれもといろいろと料理が並ぶことになります。
テーブルに置かない場合は、地面に置くくらいしか無いので、必然的にテーブルの上に色々なものが置かれることになります。
簡単な調理をすることもあるので、もうひとつくらいテーブルを用意してもいいくらいです。
また、小さな子どもがいるファミリーの場合は以下のような「囲炉裏テーブルタイプ」もオススメ。
オススメする理由としては、火をテーブルで囲んでしまうことで、小さな子どもを危険な火元からブロックしてしまうというわけです。
囲炉裏テーブルの周りをテーブルとしても使えますので、焚き火台でBBQをしながら飲み物などもおけるので一石二鳥。
あると便利なキッチンテーブル
キャンプ用のキッチンテーブルは必要なのか? 必要だといういう人と要らないという人によく分かれる議論です。
要らないという人の意見としては、調理はテーブルの上でできるし、よくあるキッチンテーブルがかさばって重い上に組み立てが面倒という意見です。
必要だという方の意見としては、座ったままだと調理しにくい、低いテーブルで調理すると腰が痛くなるという意見もあります。
キッチンテーブルは、食料を切るだけのスペースではなく、調理に必要なバーナーを設置するスペースや調理グッズを収納するスペースやランタンをかけておくスペースがあったりと、自宅と同じような動線で料理ができるのが魅力。
非常時にも活躍するクーラーボックス
選び方としては、大きな容量のものでひとつで済ませるよりは、30Lくらいのハードクーラーと同じく30Lくらいのソフトクーラーをひとつずつ揃えるのが合理的であると考えています。
理由としては、容量の大きなクーラーは、多く物が入れられる分、かなり重くなりがちだということと、ちょっとした用途の場合などに使いにくいという点にあります。
また、大きなクーラーボックスだとご家庭での保管スペースもそれなりに必要ですが、ソフトクーラーであれば、使わないときは折りたたんで置くことで省スペース化ができます。
キャンプのときは、しっかりと冷やしておきたいものはハードクーラーに。
すぐに使用するものや、そこまでキンキンに冷えてなくてもいいものなどはソフトクーラーに入れておきます。
クーラーボックスの性能うんぬんよりは、使い方による違いのほうが大きいようにも思います。
容量の大きなクーラーボックスには、その分氷や保冷剤を多く入れる必要があります。
また、海の近くのコンビニでは手に入りやすい板氷(いたごおり)があれば、氷はそちらを使うことをオススメします。
クーラーボックスは直射日光が当たる場所に放置せず、当然ですが、開閉の回数を少なくします。
常温の食材を入れることは極力避け、すでに冷えたものを入れるようにしましょう。
保冷力や機能性を求めるなら釣りメーカーのクーラーボックスもアリ
ハードクーラーに関しては、釣りメーカーであるダイワかシマノのものがオススメです。
一般的なキャンプ用のものと比較して割高ですが以下の理由からおすすめできます。
●倒しても水漏れなどがしにくい。
●フタが外せて洗いやすい、両開きするなどのギミックがある。
●キャンプ用と比較して外形寸法がコンパクトにできている。
保冷力に関しては、製品同士を同条件で比較する指標がありませんので、何とも言えませんが、10年以上釣りを趣味としたある方からすると有り余るほどの信頼感があるようです。
焚き火台またはBBQグリル
BBQグリルとも書いてはありますがやはり焚き火も楽しみたいので、できれば調理も可能な焚き火台が望ましいです。
調理が可能かどうかというのは、網が設置できるかどうかという点になりますが、ファミリーキャンプであれば、より複雑な調理もできるタイプの方が楽しみ方は拡がります。
これからキャンプを始める方は、焚き火台の代名詞と言っても過言ではない、おそらく日本で一番売れているユニフレームの焚き火台(ファイアグリル)がオススメ。
本体と45度ずらして網を設置することであえて「焼かない」スペースを作り出しています。
おすすめポイントとしては、まず組み立てが簡単で軽くて丈夫だということ。
さらに、別の焚き火台のユーザーからしてとても羨ましいのは、本体をキャンプ用の厚みのあるアルミホイルでカバーすることで使用後の清掃を最小限にできるという点です。
意外とこれができる焚き火台って少ないんですよね。羨ましい…
こちらもロングセラーのスノーピークの焚き火台↑組み立ても簡単で丈夫で長持ちしますので愛着が湧きますよ。
あるとないとでは大違い。ガスバーナー
焚き火台があるのにガスバーナー?と感じた方もいらっしゃるかもしれません。
せっかくキャンプに来たんだから焚き火とかのナチュラルなファイヤーで調理しようよ!
しかしながら、ガスバーナーはキャンプにおいては以下の重要な役割があります。
●汚したくない調理道具を使う場合
●火加減の調整が必要な調理
●なにより、撤収時の朝食をスピーディに済ませる
チェックアウト時間が10時というような早いキャンプサイトの場合などは、速やかな撤収作業が求められます。
そうした朝の朝食に最適なのはカップラーメンです。
キャンプ場での食事を締めくくるのがカップラーメン?と思われるかもしれませんが、さんざん贅沢な飲み食いをした後は、なぜかジャンクフードがとても美味しく感じます。なおかつ洗い物不要で完璧。
ラーメンのお湯を沸かすだけならガスバーナーが最適。火を起こすよりも早く湯が湧きます。
まず最初に購入するならSOTOのレギュレータストーブ (ST-310)がオススメで、自宅のカセットコンロでも使っているカセットガスで使うことができます。
画像でいうと右のカモフラージュ柄の板がレギュレータという機能をもっていて、ある程度寒い場所でもドロップダウンという火力低下現象を防ぐ役割をもっています。
上記も限定バージョンのデザインですが、このようにコンパクトに収納が可能です。
アウトドア用のガスバーナーがない場合、家にある家庭用のカセットコンロでも概ね大丈夫です。
ただ、アウトドア用のガスバーナーは、先に述べたレギュレータなどの機能を始めとして、アウトドアで使用するのに適した構造を持っていますので、長くキャンプを楽しむのであればアウトドア用のガスバーナーを購入することをオススメします。
キャンプに適した「食器類」とは?
とりあえずで揃えるキャンプ用の食器としては、100円ショップなどに売っている食器でも構わないと思いますが、紙皿はオススメできません。
先述したようにただでさえスペースが限られるテーブル上のスペースが無駄に大きい紙皿で埋め尽くされることになりますし、突風で飛んでいきやすいので精神衛生上もオススメできません。
長くキャンプを趣味にする予定なら、プラスチック製の食器は避けたほうがいいかもしれません。
軽くて、断熱性に優れるなどの利点はあるのですが、石油を原料としているプラスチックは、親油性が高く、油汚れが落ちにくいという特徴があります。
お湯が使えないキャンプ場もそれなりにありますので、プラスチックか金属かでいうなら金属製の食器をオススメします。
ただし、椀物は、熱伝導の良い金属製のものは熱くてもてなかったりしますのでうまく使い分けられると良いでしょう。
鍋やフライパンの役割となるコッヘルもキャンプの必需品ですが、それ自体も食器として使えます。
食器としての利用もイメージしつつ選ぶと良いと思います。
あると便利なシェラカップ
シェラカップは、アウトドアショップでだいたい千円前後で販売されています。
食器としてはひとつ千円なので高い部類ですが、シェラカップには以下のような利点があります。
●スタッキング(重ねおき)できるので、積載スペースの確保ができる。
●取っ手がついているので、熱いものも持つことができる。
●直接火にかけることができるので、コーヒー(またはお湯割り)などを保温できる。
キャンプ場オリジナルのシェラカップなどもありますが、基本的には大きさが一緒なので同じようにスタッキングできます。
キャンプの思い出に少しずつ購入していくといいのではないでしょうか。
夕飯時は必要不可欠!ランタンとランタンスタンド(ハンガー)
デイキャンプや日中のBBQの場合は必要ありませんが、キャンプでの夕食の場合、最低でも2つのランタンが必要にな
キャンプ場は、都会の夜に比べて、照明も必要最小限しか無く暗いです。
そのため、食事の場全体を照らせる光量を持つメインランタンと、テーブル付近を照らすテーブルランタン(サブランタン)が必要になります。
ランタンの選び方については、こちらに詳しくまとめましたので是非参照してください↓(リンク有)
まだキャンプに慣れていない方は、手軽な充電式のLEDランタンと電池式のLEDランタンの2種類を用意するといいでしょう。
意外となくて困るのがランタンを設置する場所となるランタンスタンド。
オープンタープの場合は、タープポールにランタンハンガーを使用することで解決できます。
設置する場所がないときは、ランタンスタンドの使用も考えてみましょう。
キッチンテーブルいるいらない問題もありましたが、キッチンテーブルにはランタンスタンドが付属しているので、そういう意味でもキッチンテーブルはアリですよ。
以上、大変長くなってしまいましたが、キャンプで食事をするときに必要なものをまとめてみました。
実際には、色々と細々したものも必要になります。
キャンプの回数を重ねていって、自分なりの理想の道具を見つけていくこともまた、キャンプの楽しみ方でもあります。
その過程で、この記事が多少なりとも参考になりキャンプを楽しんでもらえればショップ冥利につきるというものです。
最後までお読みいただきありがとうございました!