投稿日:2021.03.30 | 最終更新日:2021.04.02
どもどもこんにちは、YUGABOです。
いつもはトレファクスポーツ三芳店にてブログを書かせもらっていますが、今回はこちらでお話しさせてもらいたいと思います。
さて突然ですが、皆様はご自身のランタンをしっかりメンテナンスできていますか?
ランタンと一口に言っても、ガソリンランタンやガスランタン、ケロシンランタンにLEDランタンなど種類は様々です。
特にこの中でも以下の3つのランタンをお使いの方が多いのではないでしょうか。
- ガソリンランタン
- ガスランタン
- LEDランタン
それぞれメリット・デメリットがあるわけですが、今回のテーマである「メンテナンス」が必要になってくるのがガソリンランタンです。
今回はそんな【ガソリンランタンのメンテナンス入門編】ということで、ガソリンランタンユーザーの方には是非とも知っていただきたい簡単なメンテナンス方法をご紹介させていただきたいと思います。
メンテナンス箇所「入門編」
メンテナンスを行う箇所は様々ありますが、今回は以下の2つをメインに説明していきます。
- ポンプカップ
- チェックバルブ
メンテナンスに必要なアイテム
- ポンプカップ
- メンテナンス用レンチ(画像はColeman製のレンチ)
- チェックバルブレンチ
- パーツクリーナー
- リュブリカント
ポンプカップの交換
まずはポンプカップの交換から説明していきましょう。
ポンプカップの交換はガソリンランタンの中で最もメンテナンスする頻度が多い箇所になります。
ここで必要な物は以下のアイテムはこちらになります。
- メンテナンス用レンチ(画像はColeman製)(上)
- リュブリカント(中)
- 交換用のポンプカップ(下)
まずメンテナンス用レンチを使って、ポンピングノブを回して外していきます。
※今回はColeman製のレンチを使用していますが、ポンピングノブを外せればその他のレンチでも構いません。
こちらがポンピングノブで、先端に付いているゴムの部分がポンプカップです。
ポンプカップが劣化してしまうとポンピングが空振りしてしまい、正しく空気圧をタンク内にかけることができなくなり、点火が出来なくなってしまいます。
ポンプカップを固定している【プッシュオンナット】と呼ばれるパーツをペンチやマイナスドライバーなどで外して新しいポンプカップに付け替えます。
※このプッシュオンナットは再度使用出来る物なので、変形等がなければ引き続き使用することができます。
付け替えが完了したら、外した時の逆の要領で戻しましょう。
元に戻したらポンピングノブに「OIL」と書かれた小さな穴が空いているので、そこにリュブリカントと言う潤滑油を2~3滴流し、数回ポンピングすればポンプカップの交換は完了です。
チェックバルブのメンテナンス
続いてはチェックバルブという箇所のメンテナンスをご紹介していきます。
メンテナンスに必要なアイテムです⬇
- チェックバルブレンチ(左)
- パーツクリーナー(右)
まずは、先程のポンピングノブを外した状態(画像左)から、エアーステムという細長い棒状のものを回転させて取り外します(画像右)
その後、チェックバルブレンチを使ってチェックバルブを取り外します。
こちらがチェックバルブ。
チェックバルブはポンピングして流れてきた空気圧が逆流しないように留めてくれる働きをしてくれるもので、中にある球体が固着してしまっていると空気圧がタンク内に流れない為自ずとポンピングしても圧が入りません。
そこでパーツクリーナーを使用して、固着した部分を洗浄していきます。洗浄が完了したら、外した時の逆の要領で元に戻していくだけです。これでチェックバルブのメンテナンスは完了です。
まとめ
今回ご紹介したポンプカップの交換とチェックバルブの洗浄はガソリンランタンのメンテナンスの中で最も頻度が多いトラブルになります。
専用の器具さえあれば簡単にメンテナンスが可能ですので、ガソリンランタンを初めて使う方やこれから購入をお考えの方はぜひ参考にしてみて下さい。