ヤマケン焚き火の魅力をかたる

2020.05.25

【月イチ連載】ヤマケンがかたるソロキャンプの魅力(焚き火編①-全4話)

 

5月から8月にかけまして、ハイパーキャンプクリエイターのヤマケンさんに連載企画としてソロキャンプの魅力を語ってもらう企画です。
1回目の5月の連載はソロキャンの華、焚火についてとことん語ってもらいます。
それではどうぞ!


 

みなさんはじめまして!!
キャンプ情報ブログHyper Camp Creatorsのヤマケンと申します!

 
 

キャンプの中でも最も自由な楽しみ方がソロキャンプです。
最近のキャンプブームでより注目を集めており、ソロキャンプに憧れる方も多いのではないでしょうか?

そんなソロキャンプですが、今回から数回に分けてソロキャンプの魅力をみなさまにお伝えする任を拝命致しました。
日本全国のキャンプ場を巡るキャンプ旅とキャンプ場スタッフの経験から見えてきたソロキャンプの魅力、楽しさをお伝えしていきます!

 

ソロキャンプの魅力のお話

 
 

そもそもソロキャンプの何が楽しいの?というお話を先にしましょう。

 

ソロキャンプの何が楽しいのか。それはとにかく自由であること です。

 

誰に気を使うわけでも無く、自分がやりたいキャンプスタイルで。
行きたいキャンプ場を選び、道中も好きなように寄り道できる。
キャンプ場に着いたら、好きなように贅沢に時間を使う。

 
 

もちろんキャンプ場のルールを守り、他のキャンパーに迷惑をかけないことが大前提ですが、とにかく好きなように楽しめることがソロキャンプの一番の魅力です。

 

例えば、今回お話する焚き火を日がな一日楽しんだっていいですし、
煮込み料理のような時間がかかる料理を楽しんでもいい。
アウトドアで本を読んだり映画を見たり、ゲーム機を持ち込んでも良いのです。
『自分が楽しみたい楽しみ方をとにかく満喫できる』 それがソロキャンプです。

 

ソロキャンプで楽しむ焚き火

というわけで、そんな自由さが魅力のソロキャンプですが、
本記事では、焚き火の楽しみ方についてお話していきます!

例えば、朝の焚き火とコーヒー。
キャンプの朝は肌寒いことが多いです。
日光が差し始めて空気が暖まるまで、時間がかかるキャンプの朝。
起きてすぐに焚き火を熾(おこ)す。
ケトルを熾した火にかけてお湯を沸かす。

 
 

お湯を沸かす間、焚き火の火の暖かさに身を委ねつつ、
コーヒーミルでガリガリガリガリ豆を挽く。
ひとりだから、ちょっと豆の量も多めに贅沢にしちゃったりして。
お湯が沸いたらドリップポットに湯を移し、丁寧にハンドドリップする。

もしできるならばお気に入りのマグカップがあるといい。
保温性能で選ぶのも良いし、見た目のかわいさ、かっこよさで選ぶのも良い。
とにかく大好きなカップを準備する。

 
 

ひんやりしたキャンプの朝の空気に、コーヒーの良い香りが交じる。
暖かいコーヒーが体の中を、焚き火が体の外を暖める。
丁寧に淹れたコーヒーは、きっとおそらく、人生で最も美味しいものに違いない。

 

例えば、焚き火で作る直火ごはん。
焚き火でごはんを作るのは難しそうで実は簡単。
焚き火を目一杯楽しんだところで始めるのが一番良い。

 

焚き火を楽しむと、”熾火(おきび)”ができる。
熾火は薪が燃えて、火が上がらなくなった状態。
でもちゃんと熱を持っている。
のぼる火よりも火力が安定していて、料理をするのにばっちり。

 

せっかくの直火ごはんだから、普段なかなかできない方法で、でもシンプルなものを作って楽しむ。
羽釜でじっくり炊き上げるおこめ。
最初から遠火でじっくり時間をかけて。
最初は静かな羽釜だけど、だんだんと賑やかに。
くつくつくつくつ音がして、白い煙がふわふわ溢れる。
吹きこぼれが熾火に落ちてじゅーっと響く。

そして気づいたときには炊けるおこめの良い匂いに誘われてか、自分のお腹もなる。

せっかく美味しいおこめを炊くのだから、美味しいお供も作ろう。
羽釜の横に鉄板を載せる。
直火の厚手の鉄板には料理を美味しくする魔法がかかっている。
遠赤外線効果とかそういうものがあるのだろうけれど、きっとそれだけじゃない。

 

十分に熱した鉄板に大きめお肉を載せる。
じゅわー。お肉と鉄板から聞こえる幸せな音に合わせてお腹の音も応える。
味付けは岩塩と黒胡椒でシンプルに。

じっくり焼き上げている間におこめを蒸らす。
焚き火にあたりながら、ふっくら炊きあがったおこめと、ジューシーなお肉を口いっぱいに頬張る。
どんなレストランで食べる料理よりも、もしかしたら美味しいものかも知れない。

 

例えば、夜長のお供として。
夜は冷える、言わずもがな。
ひとりのキャンプの夜は長いから、何をしようか迷う。
そんなときは、焚き火を熾す。
ゆらゆらと揺らめく火を眺める。

 

焚き火の火は、一期一会の存在だ。
きっと一度として同じ火に出会うことはない。
風が吹けば、風にたゆたう。ゆらめく。
いつだってハジメマシテの火だ。

 
 

そんな火を眺めて、ついついお酒がすすんでしまう。
そして焚き火を見つめるのに疲れたら、視線を上げてみよう。

月がない日は、きっとたくさん星が見える。
もしかしたらつかまえられるかも。
月がある日は、うっとりしちゃう。
満月も半月も下弦も上弦もいろんな表情を見せてくれる。
うさぎも見えるかもね。
そして、また焚き火に戻す。
ハジメマシテ。
ゆらゆらと楽しそうで、その様に心も揺れる。

 

・・・というように、ソロキャンプで過ごす焚き火はとっても豊かな時間になります。 なんというか、普段見えないものを見つけたり、気づけないことに気づいたりするチャンスをくれる。揺らぐ火はただ見つめるだけで癒やし効果もあります。

そんなわけで焚き火に興味を持ってくれたみなさま!!

ここからは焚き火を楽しむために準備するものや、注意点、より楽しくする方法を紹介していきます!!

 

 
ヤマケンが語るソロキャンプの魅力~焚き火編②[ヤマケン焚き火の準備をかたる]に続く