投稿日:2020.09.08 | 最終更新日:2024.09.26
シーズンになると、トレファクスポーツアウトドアのお店にもこれから家族でスキーを始める、というファミリーが多くご来店いただいています。
ファミリースキーを始めようとされている方向けに始める際のポイントなどについてお話しできればと思います。
ファミリースキーならではの注意点
ファミリースキーの場合、ファミリースキーならではの注意点がいくつかあります。
大人であれば特に問題にならないようなことでも、小さなお子様にとっては重要な問題であることも。
安全面はもちろんのことですが、せっかくの初めてのスキーが子どもにとって苦い思い出になって、「スキーなんてもう行きたくない!」となってしまったら大変ですよね。
スキーが始められる年齢は?
実際に市販されているスキー板などのサイズから判断すると、最低でも3歳から4歳ということになります。
ですが、3~4歳くらいの子どもと一緒にリフトになるのはちょっと勇気がいりそうですね。
実際に身長制限などがある場所もあります。
なので、小さなお子様とファミリースキーに出かける場合は、スノーエスカレーターなどが設置されたキッズパークが設置されているゲレンデを選んだほうがいいですね。
半日程度きっちりスキーを満喫する前提なら、小学校3年生以上くらいからが望ましいのかもしれません。
インターチェンジからのアクセスにご注意
スキー場は通常山の中にあるものですが、インターを降りてから、山道を長く走らないといけないようなところは注意が必要です。
我が家の子どももそうですが、子どもは車酔いなどがしやすく、特にせまい山道など、視界が目まぐるしく変わるような道路は苦手です。
スキー場に着く前に、スキーどころではなくなりかねませんのでアクセスをよく確認しておきましょう。
また、子ども連れ云々とは無関係ですが、冬用のタイヤを装備していても、4WDじゃないと到底登れないような道もあったりします。
なるべく高速道路からのアクセスが良い場所を選びたいですね。
スキー場の混雑などにご注意
アクセスがよくて、設備が充実した人気のスキー場は、特に週末に混雑が集中します。
初めてのスキーの場合、人が多く混雑しているスキー場は、親としても避けたいところですね。
特にリフトです。乗るのに少し待つのは仕方ないのですが、リフトから降りる場所に人が溜まっていることが多く、リフトに不慣れな子どもが降りるときは、親としては気が気じゃないですね。
特にスノーボーダーが多いゲレンデは、リフトを降りたあたりに人が溜まりがちなので注意が必要です。
また板などをレンタルする場合、レンタルするのにも大行列で、
スクールの開始時間に間に合わなかったり、疲れてしまったりすることも。
慣れている場所なら、スキー場の近くのレンタルショップでレンタルするという手段もありますが、初めてのところだと不安もありますね。
何回かスキーに行く予定であるなら、キッズ用の道具は中古で揃えれば、レンタル代金数回分で済むというケースも十分ありますよ。
お子様のスキーデビューは、スクールがオススメ!
小学校中学年から高学年のお子様を持つ親御さんは、恐らく学生時代にスキーやスノーボードを毎年のように楽しんだ世代の人が多いでしょうか。
そのため、「自分が教えればいい」と考える人も多いようですが、
個人的には、絶対にスキー場のスクールで教えてもらうべき!と考えます!
我が家も、スキーができる両親が一生懸命子どもに教えてみましたが、体の感覚的なことを子どもに教えるのはとても難しく、終いには親子ゲンカになってしまいそうでした。
ところが、スクールに入れて、2時間もしないうちにある程度滑れるようになっているではありませんか!?
スクールが終わる頃には、疲労感の拭えない父親を捕まえて「もっと行こう!もっと行こう!」となっていました。
いつも初めての子どもに教えている先生はやっぱり違いますね!
小さめのバックパックを用意しましょう。
スキー場には、数多くのコインロッカーが設置されていて、手荷物はロッカーに預けてスキーを楽しむことになります。
子ども連れの場合、ちょっとした手荷物も増えがちです。
晴れていると意外と暑くて汗をかくので、こまめな水分補給も必要です。
そんなとき、水筒やおやつ、タオルなどの手荷物を入れておける小型のバックパックがあると便利です。
コインロッカーだと、開けるたびにお金をとられてしまうのと、不慣れなスキー装備でコインロッカーがある場所まで戻るのも億劫ですよね。
また、スキー場で更衣室などの設備を使う場合は、ローラー付きのキャリーバッグを使用すると便利ですよ。
駐車場から意外と距離を歩くケースもあるので、実際に行く予定のスキー場を事前に調べておきましょう。
子どものスキー用品、レンタルするか?所有するか?
よく議論されることですが、成長著しい子ども用のスキー用品はレンタルするのがいいのか、購入するのがいいのか、という問題です。
もちろん、将来的にエキスパートに育てるのであれば、新品購入が理想的です。
「でも、スキーなど年に1回か2回しかいかないし…」という方がほとんどだと思います。
そうだとしても、断然中古での購入をオススメします。
トレファクスポーツのスタッフだからということもありますが。
理由は下の表を見ていただければ一目瞭然です。
子ども用スキー用品のレンタル料金は、高く安くもない標準的な相場観(1日分)を載せているつもりです。
新品相場は、実際にスポーツ量販店にある一番安い価格帯を選んだ場合の価格です。
トレファクの価格は標準的なものを載せています。実際にももっと安いものもあります。
年に1回で2シーズンの場合、レンタルのほうが7500円✕2で15000円と若干安いようにも思いますが、以下の理由で中古に分があると言えます。
- ゴーグル、グローブ、ヘルメットはレンタルメニューにないことも多い。
- レンタルの行列に並ばなくて済む
- 使用後、買取に出せば明らかにレンタルより安い
中古のスキー用品は不安?
「中古のスキー用品は不安では?」このような声を聞くこともあります。
もちろん、中古なので新品と比べるとリスクはあるかもしれません。
ですが、以下の観点から、故障のリスクはレンタル品以上には高くないと考えています。
- 新品購入の中古品は、レンタル品と比べて稼働時間が圧倒的に少ない可能性が高い。
- そもそも子ども用のスキーは開放値設定が緩く、道具に負荷をかけにくい
開放値とは、転んだときなどに体を傷めないようにスキー板が外れる重力強度の設定値のことです。
子どもは大人と比べて骨も強くないことや大人のようにスピードを出して滑ることを想定していないため、安全マージンをかなりとった開放値に設定しています。
ちょっと転んだだけですぐ板が外れるのはこのためです。
このため子ども用のスキー板は、大人用と比べてダメージが蓄積しにくくなっているものと考えられます。
トレファクスポーツの買取はここが◎(自分で言うか!)
冒頭でも触れたのですが、トレファクスポーツアウトドアには、毎シーズン、スキーを楽しむファミリーが多く来店されます。
売る側の立場で言わせていただくと、購入客が多いというのは、それだけ在庫の売れ残りを気にせず仕入れができるということになります。
シーズンアウト後の売れ残りを気にせず仕入れができるのはトレファクスポーツの強みのひとつでもあります。
また、私たちもシーズンに備えて、スキー用品の講習を受けたり、売り場づくりにも力を入れたりしています。
いろいろなものを扱う普通のリサイクルショップだとなかなかここまで力を入れることもできません。
先程触れた在庫リスクからシーズン限定の仕入れにしているところも多いと思います。
また、送料がかかる上に、シーズンが短いスキー用品などは個人取引にも向かない商材のひとつです。
トレファクスポーツでは、スキー用品の買取は、通年で買取していますので、シーズン外でもぜひ一度ご相談ください。
スキーデビューにオススメ!ファミリー向けスキー場
最後に、スキーデビューのお子様がいらっしゃるファミリーにおすすめできるスキー場を紹介して終わりたいと思います。
ここまでお読みいただき、ありがとうございました。
子どもにとっては、スキーデビューの日は忘れられない思い出になるはずです!
なにかご不安なことがあれば、ぜひトレファクスポーツ各店舗にご相談ください!
634mの長いソリランドで親子ともに大興奮!岩原スキー場
関越道の湯沢ICから車で10分ほど。緩やかで幅が広いコースのため初心者でも安心。広いキッズパークがあり、小さな子どもも一日あそべます。ゲレンデの入口からキッズパークまで無料の大型スノーモービルが引っ張ってくれて子供も大喜び。中央のメインゲレンデでは、子供と一緒に楽しめる最長634mのソリランドがあり、スリル満点で親子ともに楽しめるイベントです。
スキーの後は、至近の越後湯沢温泉でのんびり疲れを落とすこともできますよ。
スキー好きのお父さんも大満足!ICからもほど近い石打丸山スキー場
関越道の塩沢石打ICから車で5分の立地。中央のゲレンデにはベルトコンベアでリフトに乗るのをサポートをしてくれる仕組みがあり、リフトに乗るのが不安な人でも安心して乗れます。少し滑れるようになったら、頂上から初心者でも安心して滑れる林間コースを滑ってみるのも楽しいですよ。 晴れた日には近隣の山々が一望できます。レンタルショップが入るリゾートセンターが新しくでき、更衣室やトイレも綺麗で使いやすいスキー場です。
初中級者向けに特化したアクセス抜群のローカルなスキー場。佐久スキーガーデンパラダ
上信越自動車道佐久平スマートICからすぐのところにあるスキー場。こじんまりとしたスキー場で、コースの8割は初中級者向け。そのため、ファミリー客がほとんどでスキーやスノーボードのデビューにはもってこいのスキー場です。温泉施設も併設しており、帰る前にひと風呂浴びてから帰ることもできます。軽井沢を超えてすぐといった立地なので、関越大泉インターから150kmほどと空いていれば2時間かからないくらいのアクセスが何といっても魅力。