トレファクスポーツアウトドア三芳店

THE NORTH FACE(ノースフェイス)の中でも入手困難なテントの1つ。ジオデシックの系譜 OVAL(オーバル)-25

2020.10.06

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どうも、孤高の登山好きです。

早速ですが今日ご紹介するテントに触れられてとても幸せな気分ですw

THE NORTH FACE(ノースフェイス)が1993年に発売した『OVAL(オーバル)-25』
1975年に生まれた世界初のジオデシック構造のドームテント『オーバルインテンション』の系譜の1つ
であるとてもレアなテントの1つです。

最近ではアパレルが売れに売れているTHE NORTH FACE(ノースフェイス)ですが、個人的にはジオデシック構造
のドームテントを生み出した事の方が印象的なブランドです。

歴史的にも貴重なモデルとなりますので、テントで人と被りたくない方、貴重な資料として等、お探しだった方は
機会を逃すと手に入れるチャンスはほとんどありませんので必見です!

ジオデシックという1つの結論

2018年にノースフェイスから『ジオドーム』が発売されたのも記憶に新しいところですが、その原点となる
テントは1975年に誕生したオーバルインテンションと呼ばれる世界初のジオデシック構造を取り入れた
まったく新しいドームテントでした。


キャンプ用品のノースフェイス
過去に青葉台店で販売していたジオドーム4の画像です。

ジオデシック構造とは、アメリカの建築学者バックミンスター・フラーが考案し、1950年代に特許を取得した
『最小の部品で作り上げる事ができ、耐久性と住居性を合わせ持つ建築物』を実現した半球体の構造体
を指します。

半球体にポールを交差していくと、三角形の形状が出来上がりますが、この構造が最小の部品で最大の
耐久性と住居性という、とても難題な課題をクリアした歴史に残る技法となるのです。

その証明として、ここ日本で一番高いところにある富士山山頂にある観測地や、南極で使われている建物は
このジオデシック構造を用いた建築物なんです。

たちまち世界で認められるようになったジオデシック構造の建築物は世界で20万棟以上も建設され今に
至ります。

そして、この建築物の技法であったジオデシック構造は、より最小の部品=パーツから出来上がる『テント』
という、最小の建築物へと応用が始まったのです。

ノースフェイスとの出会い

バックミンスター・フラーはジオデシック構造で世界的に評価を受けましたが、彼の結論はまだまだ追及を
止める事はなく、ついに建築物ではなく『テント』という人間が住める最小の構造物でジオデシック理論が
通用するのか?という研究が始まります。

同じ頃、当時の主流であったAフレームテントよりも、より耐久性・住居性・コンパクト性に優れた構造の
テントを作れないか?と模索していたのが、まだブランドを立ち上げて間もないノースフェイスでした。

ノースフェイスは1966年にサンフランシスコにて誕生したブランドですが、元々はショップを経営していた
ダグラス・トンプキンスが創業者でブランドを作った人物です。

その後1968年にケネス・ハップ・クロックがショップとブランドを譲り受け、本格的に『ノースフェイス』
をブランドとして育てていく過程の中で、まったく新しいテント開発へと着手していった訳なんです。

そんなノースフェイスとバックミンスター・フラーの想いが重なり、世界で初めてジオデシック構造を
用いたテント『オーバルインテンション』が1975年に完成したのです。

このテントがジオデシック構造の理論である『最小のパーツで最大の耐久性と住居性』を実現しているか
の証明が翌年の1976年にイギリス・カナダの合同で行われた南米パタゴニア遠征で実際に使用され、
秒速60m/秒の猛吹雪の中でも吹き飛ばされずに使えたという話は有名ですね。

秒速60m/秒ってあまりイメージ出来ませんが、台風被害で電柱が折れたり、樹木が倒れたり、車が横転
したりなどをイメージしてもらえればどれだけ強いかが分かるかと思います。

そんな環境下でも飛ばされないテントって、どれだけ凄いか分かりますよね?

このオーバルインテンションの結果から、最小のパーツで軽量化、そして耐久性と住居性を合わせ持つ
テントは、多くのバックパッカーの心を掴み、ノースフェイスが今日に至る成功を収めるブランド史に残る
大きなターニングポイントとなりました。


20年10月06日:画像7
ジオデシック構造を取り入れたテント達

オーバルインテンションの開発により、テントはより軽量で耐久性・住居性を高められるものへと進化して
いきます。

ノースフェイスではオーバルインテンションのフレーム構造をより強固な物にするために、インナーテント
に付いているポールを保持するO型のリングパーツを、スリーブ式に変更し『点』から『面』へ改良を
施しました。

その改良されたモデルが『オーバルⅡ』です。
別名ポールスリーブ・オーバルインテンションとも呼ばれていますが、1980年頃にアップデート版として
発売されました。

そして、1980年からオーバルインテンションのオーバル型=卵型から、より球体に近くなったVE-24を
販売。このVE-24はオーバルⅡのスリーブ構造を採用したテントで、ジオデシックドームテントの原点とも
呼ばれています。

後にフロア面積が広くなったVE-25も発売され、ノースフェイスのテント黄金期が最盛期を迎えます。

オーバルインテンションよりも、メジャー感のある2メータードームもこの時代(1984年)に再度、
バックミンスター・フラーの監修で作られ、ジオデジック構造のドームテントは完成体となりました。

そして1993年、今回ご紹介するOVAL-25の登場です。


アウトドア用品のキャンプ用品
OVAL-25

ノースフェイス=ジオデシック構造というイメージがすっかり定着した90'sですが、
オーバル-25というモデルを発売します。

初代オーバルインテンションで採用された卵型形状、ポールを通すO型のリングを採用したジオデシック構造の
テント系譜を受け継いだモデルです。


ノースフェイスのヴィンテージテント
ポールはヴィンテージテントの鉄板である『EASTON』社製の7075ポール。年代を感じます。
そしてカッコイイ!

インナーテントは長いポール×2本が横、短いポール×2本が縦となり、テントを支えます。
スリーブ式ではないので、O型のリングにポールを差していきます。

横のポールを差し込む口が初見では分かりにくいですが、センターのグロメットに交差するように
差し込み、ショートポールで支えます。


20年10月06日:画像8
普通だとそのまま交差させて魚座フレームのような感じで組みたくなりますが、2本の短いポールが
余ってしまいますので、これは間違いです。


20年10月06日:画像6
このようにするのが正しい設営のようです。

20年10月06日:画像9
入口は前と後ろの2ヵ所あり、メッシュ窓にも出来るようになっています。

まるで生物のような有機的フォルムは、ため息の出る美しさです…。
この気持ち分かって頂けますかねw


オーバル25
気になる状態とお値段は…

アイテム:ドームテント
モデル:OVAL-25
メーカー:THE NORTH FACE(ノースフェイス)
状態:インナーテント色移り・ヨゴレ・ポール歪み有
付属:ペグ8本・収納ケース・解説書・ポール補修用パーツ・入口の生地を束ねるパーツ予備×2

店頭販売価格:100,000円+税


まず気になる状態ですが、テント専門の再コーティングで有名な某店さんで、施工されていますので、
ベタツキはありません。

またシームテープも再貼り付けを行っていますので、ヴィンテージテント特有のコーティング劣化による
ベタツキやシームテープの浮き・ハガレはありません。


ヴィンテージテントのオーバル25
しかし、インナーテントには色が移った後やヨゴレがあり、多少臭いもあります。
※オンラインサイトにフライシートのヨゴレ画像がありますので見て下さい。

モス臭ほど強烈な感じではありませんが、初めてヴィンテージテントに触れる方は臭いが気になるかも
しれません。

個人的な感想ですが、全然寝れます!w

ポールは設営の際についたクセ(湾曲)が少しありますが、ヒビや割れもなく良好です。


20年10月06日:画像10
このボックスロゴがなんともにくい演出ですね!
とにかくカッコイイ!!

お探しだった方は滅多に入荷しないノースフェイスのヴィンテージテントなので、お早めにお問い合わせ
下さい!!

こちらの商品はトレファクオンラインからもご購入が可能です。※売り切れの際はご了承下さい。

https://ec.treasure-f.com/item/5505000280537583



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登山用品、アウトドアウェアをお探しの際や買い替えの際は是非トレファクスポーツ
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