投稿日:2020.11.20
いままでファミリーキャンプはしていたけど、ソロキャンプを始めてみたい!
だけど、いざはじめようとすると肝心の道具選びで挫折。。。という方も多いはず。
初キャンプではテントとサンシェードを間違える大失敗(笑)をしましたが、ソロキャン歴5年目になる私、『BIGボッチ』が
今回ソロキャンプのアウトドアギア選びについてご紹介していきます!!
目次
- 最低限必要なアイテム(テント、シュラフ、マット、焚火台など)
- ソロキャンプデビューに必要な予算
- あると便利なアウトドアギア
- 私(BIGボッチ)の失敗談
- まとめ
最低限必要なアイテム
好きなアイテムを揃えて、好き勝手に使い、自由に自分の時間を楽しむ事が出来るキャンプ。
何のアイテムを買うかは、キャンプ場への移動手段や自分が求めたスタイルによって変わってきます。
特に重要なのは『移動手段』で、車で行くのと
電車や自転車・バイクで行く場合ではアイテムの選び方が大きく変わってきます。
実際に交通手段やスタイルを考慮した最低限必要なソロキャンプギアについてご紹介していきますので、ぜひキャンプギア選びの参考にしてみてください♪
ソロテント編
ソロキャンプは、複数人でやるキャンプとは違い、設営から撤収まで1人だけで全て行いますので負担を減らすためにも、テント選びは重要になります。
1人で持ち運ぶことを考えると荷物は出来る限り小さく、軽くすることをオススメします。
テントの種類は大きく分けて5種類
- ドームテント
- ワンポールテント(モノポールテント)
- ツーポールテント(パップテント)
- ツールームテント
- ロッジテント
ソロキャンプでオススメなのは、ドームテント、ワンポール、ツーポールテントです。
ドームテントは自立式のため、場所によりペグやロープを使用しなくても設営することができ
ワンポールやツーポールテントは使用するポール(フレーム)の数が少ないので、軽量かつコンパクトな収納サイズになります。
テントの素材は大きく4種類
- ポリエステル
- コットン
- テクニカルコットン(TC)
- シルナイロン
軽量なものはポリエステルやシルナイロン製のものが多いですが、
テントの近くで焚火をしたい方は、火に強いコットンやTC素材のテントをオススメします。
ポリエステルやシルナイロンと比べると軽いとは言えませんが、火の粉が飛んでテントに大きな穴が空いてしまうケースが防ぎやすくなります。
シュラフ(寝袋)編
テント泊をする上で快適な睡眠をするのであれば、超重要なシュラフ選び。
形状や中綿について順にご紹介していきます。
シュラフ(寝袋)のマミー型と封筒型の違い
シュラフの主な形状はマミー型と封筒型の2つで主な違いはこちらになります。
■マミー型:ミノムシのような形をしており、体との隙間が少ないため封筒型と比べ保温性が高く、
収納サイズがコンパクトになります。
ただ、足の部分は特に狭く感じるため『開放感』という意味では封筒型より劣ります。
■封筒型:種類によって1枚布型になるものもあり、布団のような使い方もできるため
上記のマミー型に比べ開放的ですが、その分保温性が低く収納サイズも少し大きくなります。
シュラフ(寝袋)の素材の違い
シュラフの中綿の種類には化学繊維(化繊)とダウンがあり、初めてソロキャンプをする場合は、
価格が安くてある程度軽量でコンパクトになるマミー型で化繊素材シュラフがオススメです。
■ダウン
メリット:保温性が高く、軽くて収納サイズがコンパクト
デメリット:価格が高く、水分に弱く濡れてしまうと保温力が低下
■化学繊維(化繊)
メリット:価格が安く、水濡れした場合でもダウンよりも保温力があり洗濯などのメンテナンスが簡単
デメリット:ダウンに比べ収納サイズが大きく、重いものが多い
マット編
シュラフと同様に睡眠の質を左右する重要なアイテム
マットの断熱効果
シュラフの下に敷くことで地面からの冷気や熱気を遮断し快適な睡眠を得ることができます。
特に秋~春のシーズンはしっかり防寒対策をしないと『寒くて寝ることが出来なかった。。』なんてこともありますので、
マットは慎重に選んでいきましょう!
キャンプ場の地面が小石などでゴツゴツしている場所は特に注意
芝生など地面が柔らかい場所であれば問題ありませんが、小石が多かったり地面が固いキャンプ場では
マットを敷かないと背中や腰が痛くて何度も目が覚めてしまいます。
下手をしたら体を痛めてしまう危険もあるため、マットは欠かせません。
ここからはマットの種類別にご紹介したいと思います!
マットの種類と特徴
参考までにマットの種類と特徴をまとめてみました。
マットに関してはそれぞの特徴を理解した上で、お店で色々と試してみてサイズや硬さなど自分好みのマットを選んでいきましょう。
『暖かい季節はエアマット』『寒い季節はクローズドセル』というように季節ごとに使い分けるのがオススメですが
どうしても決められない方は、まずはコスパ◎のお手軽な銀マットからスタートしましょう♪
ランタン編
ランタンにはガス、ガソリン、ケロシン、LED、キャンドルなど様々ありますが、
これからソロキャンプを始める方には操作や取扱いが簡単でソロキャンプをゆっくりと過ごせる【LEDランタン】がオススメです。
どうしても自然の明るさも感じたいという方は、最初はキャンドルランタンをサブランタンとして持っていってもよいでしょう。
キャンプサイトは明るいに越したことはないですが明るすぎると目も疲れますので、
個人的にはソロキャンプなら200〜500lm(ルーメン)がの明るさがオススメです!
※ルーメン・・・明るさを示す単位の一つ。
チェア&テーブル編
アウトドアチェア
複数人でするキャンプと比べ、焚火を眺めたり、料理をしたりと座っている時間が長いため、
ソロキャンプにおいてアウトドアチェアの座り心地は非常に重要でキャンプの快適さを左右すると言っても過言ではありません。
形が似ているものでも、角度や高さ、張り具合によっても座り心地は変わりますので、お店で座り心地を確かめて自分と相性がいいアウトドアチェアをぜひ探してみてください。
軽量でコンパクトで揃えたい方は、Helinox(ヘリノックス)、ALITE(エーライト)、THERMAREST(サーマレスト)など軽量型のアウトドアギアをいくつも出しているメーカーをチェックしてみてください。
アウトドアテーブル
アウトドアテーブルは、複数人で行くと大きいものが重宝されるため良かれと思いソロキャンプでも大きいテーブルを持っていくと
他のソロキャンプ用品が小さいため、かえって殺風景に見えてしまうことも・・・。
ソロテーブルにも、アルミ、ステンレス、ポリエステル、木製(ウッド)など様々な種類がありますが
最初は価格もお手頃で火に強く汚れが落ちやすい『アルミテーブル』がオススメです。
ソロキャンプをする場合はテントの高さが低いケースが多いので、ロースタイルのローチェアやローテーブルを選ぶことをオススメします。
いずれにしてもチェアがロースタイルで、テーブルがハイスタイルというように、スタイルがバラバラになると腰など体にかかる負担が大きくなり、コップや食器を置いたり食事することさえも一苦労だと感じるため必ず最初はロースタイルかハイスタイルのどちらかに統一してアイテムを探していきましょう。
クッカー編
クッカーを選ぶポイントは『材質』です。一般的にクッカーで使用されている材質は、アルミ、ステンレス、チタンでそれぞれのメリット・デメリットを踏まえた上でソロキャンプのオススメのクッカーをご紹介していきます。
素材の特徴
あくまでも参考としてみてください
それぞれ良し悪しがありますが、ソロキャンプデビューにオススメのクッカーは、
価格が安く、熱伝導性が良く炊飯やお湯を沸かすのに最適な『アルミ製のクッカー』です。
慣れてしまえばチタンやステンレスでも炊飯は可能ですが、チタンやステンレスで炊飯しようとすると熱伝導が悪いので焦げてしまう可能性がありますので最初はアルミ製のクッカーで試していきましょう。
焚火台編
最近は直火禁止のキャンプ場が増えているので、焚き火を楽しみたい場合は焚火台はマストアイテムです。
焚火台はメッシュタイプや折り畳み式、超軽量型など多種多様な種類がありますが、
夜の冷え込む時間を焚き火で温まりたい方はある程度大きさのある焚火台を、
荷物をコンパクトにしたい方は焚火も料理も出来るグリル付きの焚火台がオススメです。
ソロキャンデビューに必要な予算
気になるソロキャンプの初期費用
ソロキャンプデビューをしたいと思っても、やっぱり一番気になるのが初期費用ですよね。
今回は最低限必要なアイテムで目安の相場観を算出してみました。
『全部集めるとお金かかりそうだから、なかなかはじめられないんだよなー』とお考えの方も、
この金額ならなんだかすぐにはじめられそうですよね。
少しソロキャンに対してのハードルは下がりましたでしょうか?
最後に、必要最低限のソロキャンプ用品とは別に、
あると便利なアウトドアギアをご紹介します!
あると便利なアウトドアギア
- ヘッドライト:両手がフリーになるヘッドライトは料理や焚火の際にも重宝します。
- ガスバーナー:特にささっと準備したい朝食作りに大活躍!!
- ガストーチ:火おこしは苦戦がつきもの。苦戦も楽しみつつ備えあれば憂いなしです。
- 炭:料理は炭、焚火は薪。と、うまく使い分けるのがオススメ。
- コット:普段使っているベッドに近い感覚で寝ることが出来ます。
- 100円ショップのミニ水鉄砲:焚火や炭の火が強いときに、水をかけて火力をコントロールします。
私(BIGボッチ)の失敗談
ソロキャンプをして5年以上経つ私ですが、今までたくさん失敗をしてきましたので、私の失敗談を少しだけお話させていただきます。
ぱっと思いつくだけでも5つありました・・・。
- 寒くて眠れない・・
- 焚き火でテント、チェア、服に穴が開く・・
- 焚火台が小さすぎて料理の肉がハミ出る・・
- 無料キャンプ場で薪や着火剤がなくなり、遠い場所まで買いに行く・・
- 荷物が重すぎてキャンプ場に着く前に気分が下がる・・
様々な失敗の中でも、今回は一番失敗して後悔した
『寒くて眠れない』についてついてお話させていただきます。
日が落ちると急激に気温が下がります
私はソロキャンプデビューの際、良く調べずに適当に夏用の寝袋を買って冬キャンプにいったら、寒すぎて眠れず夜中の2時に帰宅。。
夏用と冬用を間違える方はさすがにいないと思いますが、寝袋は必ず予約しているキャンプ場付近の最低気温と寝袋の適応温度を調べてから買うようにしましょう!
今回は失敗談を1つだけご紹介しましたが残り4つも『キャンプあるある』なので、
ご注意を!キャンプに失敗はつきものですが、防げる失敗は未然に防いでいきましょう。
とはいうものの、失敗しても楽しいのがソロキャンプの魅力ですよね♪
まとめ
ソロキャンプに限らず、何かをイチからはじめるには準備が大変ですが、
ソロキャンプは必ず今までには体験したことのない非日常を味わえます。
今回は最低限必要なソロキャンプギアについてご紹介しましたが、まずは自分の移動手段や理想のスタイルを妄想し、自分に合ったアウトドアギア達に囲まれながら、ソロキャンプを満喫しましょう!
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